
エジプトの首都カイロから南へおよそ700km。ナイル河に面した都市ルクメルは、3500年前テーベと呼ばれた古代エジプトの都だった。 |
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2000年にわたって歴代のファラオの信仰を集めて建築が続けれれたカルナック神殿やその副神殿として建立されたルクメル神殿に、当時の繁栄ぶりがしのばれる。 |
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ナイル西岸の岩山の奥には「王家の谷」と呼ばれる墓群があり、トトメス3世やラメセス6世の墓など、知られているだけでも27人のファラオの墓が残っている。 |
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古代エジプトの墓作りの歴史は、盗掘との闘いの歴史であったが、謎の死を遂げた少年王ツタンカーメンの墓が1922年、ほぼ完全な形で発掘された。 |
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