今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署〜安積班
2019年2月25日
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みどころ
中村芝翫襲名後初主演ドラマ
今野敏原作の大ヒット警察小説が2時間ドラマで登場!!
原田龍二・林家たい平・宅麻伸ら豪華キャストを迎え
チームワークで事件解決に挑む安積剛志の姿を描く
今野敏の大ヒット警察小説「安積班シリーズ」の「潮流 東京湾臨海署安積班」をドラマ化する。
これまで「安積班シリーズ」は『ハンチョウ〜神南署安積班〜』(2009年〜2011年)と『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』(2012年〜2013年)として連続ドラマで計6シリーズ放送。今回は中村芝翫(しかん)を主演に迎えて、装い新たに2時間ドラマとしてご覧いただく。芝翫は2016年10月に八代目を襲名、今作が八代目中村芝翫としてテレビドラマ初主演となる。
物語の舞台は、2020年の東京オリンピックを控え、諸外国から注目を浴びている東京。目まぐるしく変貌しようとする都市の裏側には、多くの危険も迫っているといえる。ベイエリア地域で発生する難事件に、東京湾臨海署強行犯係・係長の安積剛志(中村芝翫)と安積班の班員たちが「罪を憎んで人を憎まず」の 精神で、妥協を許さず、ひたむきに立ち向かっていく姿をヒューマンタッチで描く。
共演は、安積を支える安積班のNo.2、村雨秋彦役に原田龍二、庶民派の刑事・須田三郎役に林家たい平、男勝りの紅一点、水野真帆役に野々すみ花、行動派の熱血漢、黒木和也役に尾崎右宗、班では一番の 若手で陽気な青年刑事、桜井太一郎役に石黒英雄。そして、安積が尊敬する臨海署署長の野村武彦役には 宅麻伸。豪華な顔ぶれでお送りする。
コメント
主演・中村芝翫さん
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兎にも角にも、今回はすごくうれしいです。
2016年10月、11月東京の歌舞伎座で八代目・中村芝翫を襲名させていただきましたが、前名の中村橋之助は歌舞伎役者の歌舞伎という部分だけでなく、テレビで育まれたところが多いと思っています。図らずも『今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」』という作品を、芝翫を襲名してから初めてのドラマで演じさせていただくことは、まさにテレビ界での襲名披露だと考えております。
原作者・今野敏さんの描かれた、心棒が一本しっかりと通っている作品に出させていただくことは、僕が 求める仕事の中で、一番やりたかった仕事でもあります。
撮影は、ある意味心地良い中での葛藤がありました。撮影自体はスムーズに出来たと思っていますがより 良い作品を作りたいという私の気持ちの中での挑戦でもありました。
今回、共演した宅麻伸さんは橋之助時代から可愛がってくださった方ですし、原田龍二さんは一緒に汗を かいて、涙を流しながら、修行を重ねて来た人でもあります。まさに、このドラマの安積班のような関係だと感じました。他にも、林家たい平さんが明るく盛り上げてくれましたし、尾崎右宗くんも一生懸命現場を走ってくれました。石黒英雄くんも持ち前のフレッシュな感覚で向き合ってくれました。安積班の紅一点、野々すみ花さんと、新聞記者役の井上依吏子さんは宝塚出身のお2人です。
個性的な俳優たちが、このドラマに集う姿は、どこかオーケストラを奏でているような雰囲気で、弦楽器、管楽器、打楽器など、それぞれが、色々なパートで折り重なって、美しいハーモニーを奏でたような気がしています。それと、原田龍二さんと本宮泰風さんのご兄弟共演というのも見どころです。
「安積班」のようなしっかりした原作や作品には、しっかりとしたファンの方がたくさんいらっしゃると 思います。だからこそ僕たちは、ご覧になってくださる皆様を裏切らないようにしなきゃいけない。皆さんにもっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります。まずは、このドラマをぜひご覧いただきたいと思っております。
原田龍二・本宮泰風兄弟
テレビドラマでは約10年ぶりの共演!!
今作で、安積班のNo.2刑事・村雨秋彦を演じる原田龍二と、警察のスクープを狙うフリージャーナリスト・由良清和を演じる本宮泰風が、2009年放送の『水戸黄門』第40部の第2話以来、約10年ぶりにテレビドラマで兄弟共演する。
<原田龍二さん>
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兄弟で敵対する役を演じるというのは、私たちも緊張感をもって芝居が出来ましたし、ご覧になる視聴者の皆さんもお楽しみいただけるのではないかと思います。
中村芝翫さんとは、時代劇以外で共演することが新鮮でした。
<本宮泰風さん>
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いつも身内というより一役者として見ています。最近はバラエティの方に力を注いでいるようですが、久々に役者として共演できて楽しかったです。
中村芝翫さんと初めてお会いした時は、華やかさの中に男の色香を感じ、少しでも近づきたいと気合が入ったのを覚えています。現場では、凛とした佇まいや立ち居振る舞いの美しさなど、勉強させてもらえるものばかりでした。