『ドラマ特別企画 西村京太郎サスペンス 「十津川警部シリーズ7」』 浜名湖殺人ルート
2018年12月10日
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あらすじ
都内で大手電機メーカー社長の妻・五十嵐あかね(遠野なぎこ)が殺された。鋭利な刃物で十数か所を刺すという残忍な手口だ。死体を発見した夫・実(岸田研二)によると、会社の大規模なリストラ計画を非難し犯行を予告する脅迫状が届いていて、あかねが“3人目の獲物”だと記されていた。十津川警部(内藤剛志)をはじめとした十津川班の面々は最近起きた未解決の殺人事件を改めて調べると、被害者の特徴と犯行の手口から、飲食店店長・石塚克郎(吉村界人)の犯行ではないかと行き着く。石塚は女性を暴行して服役した過去がある危険人物で、彼をリーダーとする不良グループは素行が悪くひんしゅくを買っている。十津川は石塚が犯行を重ねるとにらみ、徹底的にマーク。案の定、犯行に及んだ石塚を捕らえ現行犯逮捕する。これで事件は解決したかに思われた。
十津川が家に帰ると、妻の直子(池上季実子)が“愛想が尽きた”と置手紙を残し、いなくなっていた。十津川は石塚の件を亀井刑事(石丸謙二郎)に任せ、直子の好きな鎌倉を訪れて必死に捜すが、手掛かりすら掴めない。悄然として家に戻ると、留守番電話に、直子を誘拐したという犯人から、直子と引き換えに石塚を釈放するよう要求する脅迫メッセージが残っていた。さらに、石塚の父親・史郎(三浦浩一)が雇った弁護士・佐藤誠(堀内正美)が警視庁を訪れ、不当逮捕だと主張し石塚を釈放するよう求める。
そんな中、石塚の不良グループのひとりが都内の公園で死体となって発見される。検死により、男は浜名湖で殺されたことが判明し…。