はぐれ署長の殺人急行4
2018年7月9日
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あらすじ
栃木県警日光中央署署長に着任した北斗鉄太郎(恵俊彰)は警察庁のエリートでありながら地方の警察署長の職を点々とする“はぐれ署長”である。日光中央署の管内に、罪を償った人物の更生を支援する施設がオープンすることになり、法務大臣の三船幸久(竜雷太)とその秘書で息子の賢太郎(森岡豊)、鉄太郎の上司である関東管区警察局の局長・郷原栄一郎(長谷川初範)が出席して式典が行われた。だがその翌日、殺人事件が発生し、祝賀ムードも吹き飛ぶ。被害者は栃木県と埼玉県そして群馬県のまさに県境で息絶えており、三県の刑事たちはどちらが捜査を主導するかで揉めることに…。鉄太郎は旧知の仲である埼玉県警の大和公三(勝村政信)と市毛明日香(中山忍)に現場で再会。大和と、鉄太郎の部下である藤木雄三刑事(松澤一之)と群馬県警の浪川和枝刑事(山下容莉枝)はそれぞれの立場を主張して譲らない。それでも鉄太郎の提案に従って協力して捜査が始まり、被害者が東京にあるNPOに勤務する浅見典之(出口高司)であると判明する。浅見は胡散臭い人物で、殺された日光には埋蔵金発掘が目的で来ていたことが分かる。その上、NPOからは裏帳簿が発見され、犯罪に関わっていた疑惑が浮上。代表の富樫仁(宇梶剛士)も姿をくらました。
一方、東京では、明日香の親友である小野寺涼花(愛加あゆ)の娘・沙理(古川凛)が、父親の小野寺純平(川村陽介)から腎臓移植を受けることになっていた。だが純平は手術直前になって病院を抜け出す。純平は日光に向かっているらしく…。
また、殺人事件発生を聞きつけて元新聞記者・甲斐路幸宏(坪倉由幸)が鉄太郎に接近し、情報をねだる。甲斐路は数年前にデマ記事を書いて新聞社をクビになり、干されている人物だった。
捜査が進むにつれ、2年前に日光で起きていた未解決の3億円金塊強奪事件が、今回の殺人事件に影を落としていることが明らかに。何人もの人間が事件に関わっているようで、謎は深まるばかり。そんなとき、富樫が浅見を殺したとして自首してきたため、事件は一気に解決の様相を見せる。だが鉄太郎が富樫が乗り継いだ鉄道の経路などを詳細に調べると意外な事実が浮かぶ。果たして真相は…。