ドラマ特別企画 西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ3 伊豆踊り子号殺人迷路

2017年9月11日

みどころ

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十津川警部VS犯罪心理学者
事件解決の鍵を握る学者は敵か?味方か?
堺正章をゲストに迎え、3時間のスペシャル枠で
十津川警部最難関の事件を描く

内藤剛志が十津川警部を演じるシリーズも今回が3作目。タイトルを『新・十津川警部シリーズ』から『十津川警部シリーズ』に改め、今回は3時間のスペシャルバージョンで放送。ドラマの見どころである鉄道サスペンスの旅情と殺人事件の謎解きをたっぷりと描く。堺正章が事件解決の鍵を握る犯罪心理学者としてゲスト出演。十津川に事件解決のヒントを与えると共に、謎を秘めた知の巨人としても立ちはだかる。
警視庁捜査一課の十津川班に寺西刑事(窪塚俊介)が編入された。射撃の名手でもあり有能な寺西に十津川の期待も膨らむ。一方、西本刑事(高杉瑞穂)は恋人と伊豆旅行へ出かけるが、そこで思いもよらぬ事件が起こる。恋人が宿の料理人を包丁で滅多刺しにして殺害し、自分も自殺してしまったのだ。十津川警部(内藤)と亀井刑事(石丸謙二郎)ら十津川班が捜査に乗り出す中、同様の事件が横浜でも発生する。会社員の男性が恋人とデート中に、恋人が殺人事件を起こし自殺したのだ。捜査を進めると、それぞれの事件の加害者は、多重人格に関する同じ本を読んでいたことがわかった。十津川は本の著者であり犯罪心理学者の東都女子大学名誉教授・香取(堺正章)のもとを訪れ、2つの事件について意見を求める。香取の解説は理路整然としていた。
やがて2つの事件を取材しているという医療ジャーナリストの鏑木(矢田亜希子)が十津川の前に現われ・・・。
香取役を堺が熱演。敵か?味方か?そのどちらでもないのか?内藤VS堺の対決は見ものだ。謎に包まれた香取の過去が暴かれるとき、次第に事件の真相が明らかになる・・・。
さらに、西村京太郎サスペンスファンには必見のサプライズ!原作者・西村京太郎がドラマのあるシーンに出演しているのだ!どこに登場しているかを探しながらドラマを見るのも一興だ。
また、10月16日(月)には今作の続編となるシリーズ4作目が3時間バージョンで放送することが決定している。
今秋、9月と10月は十津川警部シリーズの魅力をたっぷりお届けする。

コメント

<内藤剛志さん>

堺正章さんをゲストに迎え、十津川警部は謎に満ちた巨大な人物と対峙することになります。普段はバラエティなどの柔和な表情が印象深い堺さんですが、ドラマで見せる大きな存在感はさすが。以前、堺さんと二人きりで食事をして、芝居や人生について話をお聞きしたことがあり、その教えは今も大切にしています。今回は一緒にお芝居ができて学ぶところが大きかったです。このように目標として追いかける背中を見せてくださる先輩がおられることが幸せです。
今作では3時間というスケールの大きなドラマをお届けします。この時間だからこそ挑むことのできるストーリーと謎解きがいっぱい詰まっています。
原作者の西村京太郎先生が現場に来られて、出演もしていただいたこともうれしかったです。このシリーズに期待していると言葉も掛けていただいて、ドラマに寄せる深い愛情も感じました。

<堺正章さん>

出演のお話をいただいたとき、内藤剛志さんが主演のドラマということが僕には魅力的でした。以前からドラマやバラエティで拝見して、仕事に対する真摯な姿勢に深く感じるものがある俳優さんだと思っていたので。内藤さんと対峙する芝居も刺激的でした。
しかし引き受けてはみたものの、セリフが難しい専門用語の連続でその上長い。セリフを勉強していて無口になりすぎて、家庭に普段とは違う雰囲気が流れるほどでした。
内藤さんの演技が魅力的にご覧いただけるよう心がけて演じました。バラエティとは違った一面を見ていただけるとうれしいです。