機動捜査隊216 Ⅷ 傷痕

2017年9月4日

みどころ

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今回も現金強奪事件を発端に、爆破騒ぎ、そして殺人事件と、
24時間勤務の中で目まぐるしく事件に遭遇する機捜・沢村班!
多くの事件と人々とのめぐり合いの中から見える真実とは!

沢口靖子が主演を務める月曜名作劇場の人気シリーズ『警視庁機動捜査隊216』が、今年5月放送の第7弾に引き続き、早くも最新作第8弾を放送!!
覆面パトカーで受け持ち地区を密行パトロールして、傷害や強盗、殺人事件など様々な事件が発生した場合には直ちに事件現場に急行、初動捜査を専門に行う“機動捜査隊”の仕事に従事する警察官たちの姿を描く人気作。過去に起きた事件の悲劇を十字架として背負いながら、ストイックに機捜の仕事をこなし、部下を束ねる班長・沢村舞子を好演する沢口靖子を中心に、赤井英和、モト冬樹、松尾諭、斉藤祥太、池内万作といった個性豊かな機捜の仲間を演じる面々と、過去の事件をきっかけに沢村に何かと接触してくる新聞記者を演じる西村まさ彦というレギュラーメンバーが、毎回、緻密に練り上げられた脚本をより重厚な作品へと盛り上げている。
今回も24時間の密行パトロール勤務の中で遭遇する、様々な事件とその背景にある人間模様とは…!?

コメント

プロデューサーコメント

この『機捜216』シリーズは、過去の事件で重い十字架を背負いながらも、淡々と職務を遂行するクールな主人公・沢村舞子(沢口靖子)とその仲間たちが、機動捜査隊として24時間の当番勤務の中で出会う様々な事件と人々を描いています。
初動捜査を終えると、後は担当部署の刑事に事件を引き継ぎ、また次の事件に備えて街を流す、そんな彼らだからこそ見えてくる複雑な人間模様と、事件の意外な真相がこのシリーズの見どころです。
第8弾となる本作では、被害者側の人間、加害者側の人間、そして事件に係わる捜査員など、事件が様々な立場の人達に残す「傷痕」をテーマにしています。

現金強奪を幕開けに、工場の爆破事故、殺人事件、少女拉致犯との追跡劇など、今回も舞子たち沢村班が直面する事件が、次から次へとスピーディーに展開していきます。中でも自動車工場で起こった爆破事故を発端にした殺人事件は、捜査の早い段階で有力な容疑者が浮かび上がる中、二転三転と真犯人が意外な方向から浮かびあがってくる「機捜」シリーズならではの緻密に練られたストーリーに展開し、さらに手に汗握るカーチェイスが繰り広げられます。
 
今回、ゲストの有森也実さんが、消せない烙印に翻弄されながらも娘の幸せを願う殺人犯の元妻という役を熱演している他、被害者遺族ながら、再犯を減らすために元受刑者を積極的に雇用する工場の社長に螢雪次朗さん。息子の活躍を励みに元気に働く保険外交員役の大島蓉子さんなど、多彩なゲストが登場します。
そんな人々が、今回、様々な形で事件に関わっていく中で、心の中に隠された“傷痕”に揺さぶられて自身を事件の被疑者へと駆り立てていきます。最後まで見逃せない事件の真相は意外な方向に展開していきます。是非、楽しみ見て頂ければと思います。