はぐれ署長の殺人急行 九十九里浜迷宮ダイヤ

2016年12月5日

解説放送あり

あらすじ

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千葉県警いすみ西署に新しい署長・北斗鉄太郎(恵俊彰)がやって来ることになった。横領で警察庁から左遷されたとの噂に、刑事課の刑事・大隅東吾(西村和彦)、姫上のぞみ(平山あや)、定峰洋行(鈴之助)は呆れ顔。しかし、当の鉄太郎は鉄道オタクで、いすみ鉄道が通るこのいすみ西署への赴任に大喜び。妻のひかり(三田寛子)や子どもたちを置いて単身赴任してきた。いつもニコニコしている鉄太郎に、大隅らも肩透かし気味だ。

その晩、居酒屋で大隅、姫上、定峰が飲んでいると、地元の有力者の息子で徳田リカーの営業部長・徳田健夫(樽沢勇紀)が部下に暴言を吐いているところに居合わせる。その傍若無人な振る舞いに、居酒屋の店主・佐竹圭造(渡部豪太)も困った様子だ。そしてその夜遅く、徳田の遺体が発見された・・・。

いすみ西署に捜査本部が立つことになり、県警から朝霧一管理官(長谷川朝晴)や刑事の富士川優(石井正則)らがやってくる。所轄の捜査に進展がないことで、朝霧らは大隅たちをあからさまに馬鹿にし、素人扱い。そんな様子を見ていた鉄太郎は、徳田が殺された夜に偶然、地元で酒店を営む岩井信人(鈴木裕樹)と徳田が揉めているところに遭遇したことを報告する。捜査本部の方針が固まり、岩井に話を聞きに行こうとする大隅、姫上、定峰に、鉄太郎は自分も連れて行って欲しいと頼む。現場で刑事をするのが夢だったと言うのだ。警察庁のスーパーエリートだという鉄太郎はどんな人物なのか? 大隅らは呆れながらも、鉄太郎を連れて行くが・・・。