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2023年8月12日 よる9時から放送
第1681回
ディズニー創立100周年
ディズニー 真夏のゴーストツアー
ミステリーハンター
圭叶
東京都出身。女優として舞台、映画等で活躍中。趣味・特技はダンス。大のディズニーファン。英語、韓国語(日常会話)に堪能。ミステリーハンターは今回が初めて。
今回の「世界ふしぎ発見!」は、大のディズニーファンである圭叶(けいか)さんが、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートへ!あの人気アトラクション誕生の背景と驚きの制作秘話に注目します!
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートで
大好きなディズニーを取材した感想は?
100周年を迎えてお祭りムードいっぱいでした!メモリアルイヤーを祝うイベントや、新たにオープンしたアトラクションなどをご紹介します!
私はディズニーが大好きでこの取材が本当に楽しみでしたが、実はこれまでディズニーを生み出したウォルト・ディズニーのことは、どこか架空の人物のように捉えていました。ディズニーを作った神様というか、ウォルト自身もキャラクターのようなイメージで…。
ですが今回、100年前に遡るディズニーの始まりの姿を追いながら、それが少しずつ変わっていきました。ロサンゼルスの公園でウォルトの鉄道コレクションを取材したのですが、コレクションは集めた人の思いを物語るところがありますよね。例えば数の多さからは好きという気持ちが感じられます。ただウォルトのコレクションはほかにも伝わってくるものが…。
それはコレクションの質というか、鉄道を支えていた柱の部分まで集めているんです。そのひとつひとつにウォルトの大事な思い入れや、想像の部分が込められているような気がしました。それが空想性に繋がっていったようにも。ディズニーは、ある夢を持った一人の人が作り上げた世界で、そのウォルトという人に会えた気持ちになりました。
考えてみるとかなり不思議!?
あの大人気アトラクションの謎に迫る!
呪われた洋館に棲みつく999人のゴーストが1000人目の仲間を探してゲストに忍び寄る…、「ホーンテッドマンション」です。私もイチ推しのアトラクションですが、ウォルトは理想を追求した夢の王国に、なぜ幽霊屋敷を作ったのか?ぜひ注目して頂きたいところです!
さらにアメリカならではのゴースト文化を探るために、ホーンテッドマンションのようなゴースト体験ができる幽霊ホテルを取材しました。それはロサンゼルス郊外にある実際のホテルで、私も宿泊することに…!
幽霊ホテルの取材でまず戸惑ったのは、わざわざこのホテルに泊まりに来るアメリカの人たちと、私たち日本人との温度差でした。こちらは怖がりまくっているのに、「Have a great sleep!(楽しんでね!)」というノリなんです。初めは「いや楽しめるかーい」って気分で(笑)。でもそれを強要するわけでもなく、単純にゴースト体験をエンジョイされる姿にいつのまにか私も巻き込まれて…。おかげでただひたすら怖い思い出のロケ、にはならずにすみました(笑)
今回の見どころは?
ディズニーランドへあまり行ったことがなくても色々な発見が楽しめますし、ディズニーファンの方は、ホーンテッドマンション以外のアトラクションでも、その背景を深掘りしたくなるかもしれませんね。私は小さな演出のひとつひとつにも理由があるのを知って、ディズニーランドはいい意味で「なぜ?」がたくさん散りばめられた場所でもあると思いました。
また今回、最後の取材ではウォルトと一緒にホーンテッドマンションをデザインされて、ウォルトが大切にしていることを彼自身の口から聞いていた方とお話することができたんです。私はそこで、取材をしながら思い描いたウォルトという人物について、答え合わせをできた気持ちになりました!
こぼれ話
ミステリーハンター・圭叶さんが
幽霊が出るホテルでの裏話をご紹介!
色々と想定外過ぎた体験!?
アメリカには幽霊の出るホテルにわざわざ泊りに来る人たちがいて、その場所を怖がられていないことはかなり想定外の発見でした。そんなゴーストホテルのロケでは本当に盛りだくさんの体験が!私は普段よく一人でお酒を飲みますが、このホテルの部屋に宿泊する夜はさすがに怖すぎて、スタッフの方と一緒に飲みました。
番組では、ホテルの一室での撮影中に録音された「イエス」という女性の小声を紹介しましたが、不可解なことは実はほかにも…。ADさんだけが気づいたのですが、ロケの最中にどこからかノックの音がしたんです。ただ私たち撮影スタッフ以外の方は見かけませんでしたし、そもそもこのホテルのロケは、3階部分を貸し切りにして行っていたんです。でも後から収録された音を聞いてみると…、やはりADさんが聞いた通りにノックの音が。
ロケが終わってベッドに入ってからは、いわゆるラップ音が度々聞こえていました。そして翌朝は、スタッフを促して朝食を取りにホテル内のレストラン、ではなく朝8時から町のお店へ。もう1秒でも早く外へ出たくて(笑)!本当にずっと緊迫感のある中で行われた幽霊ホテルのロケでした。
オフショット