日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2021年5月22日 よる9時から

第1596回

水の都・京都とミステリー・レイク琵琶湖のふしぎ

ミステリーハンター

中山 卓也(なかやま たくや)

1988年12月13日生まれ、福井県出身。俳優として映画、ドラマ、舞台で活躍。趣味は登山、トレイルラン、野球観戦。世界遺産検定1級を持ち、空き時間を見つけては世界遺産巡りへ。
ミステリーハンターは今回で12回目。

ミステリーハンター

山本 ・ リシャール登眞(やまもと・りしゃーるとうま)

世界遺産検定の最上級「マイスター」を史上最年少の11歳で取得。現在15歳の高校生。京都府在住。ミステリーハンターは今回が2回目。

次回「世界ふしぎ発見!」では、琵琶湖のふしぎに迫ります。日本最大の湖というのは誰もが知るところですが、実は世界でも稀有な湖であり、その豊かな水は暮らしや経済の発展にも大きな影響を与えてきました。琵琶湖のふしぎを探り京都、滋賀、福井を取材したミステリーハンターの中山卓也さんにお話を伺いました。

古くから神聖な湖と崇められ
現在は観光やリゾートを楽しめる琵琶湖

「水のある景色はいいですよね。
心が穏やかになります」(中山さん)

僕は福井出身ですので、隣県にある琵琶湖は子どもの頃から見ています。小学生の時に、サッカーの試合で滋賀へ行く時によく見た覚えがあります。その時は…特に何の感慨もなく通り過ぎていただけだったような気がします。ですが今回じっくりと琵琶湖の取材をして、こんなにもいい所だったんだと(笑)、再発見いたしました!きれいに整備された船着き場や湖畔に建ち並ぶ高層マンションなどは、昔の印象と違い過ぎてちょっとびっくりしてしまいましたが、ゆったりと時間が流れていく雰囲気がありながら便利な環境も整っていて、住んでみたいと思ったくらいです。

琵琶湖のほとりにある園城寺、通称三井寺
高台からの眺めは絶景!

世界遺産を愛する二人が共演!
山本・リシャール登眞くんと共に
桜が満開の京都で琵琶湖疏水をレポート

今は多くの方にとって観光地のイメージが大きい琵琶湖ですが、古くから物流と産業の要であり、明治以降には日本の近代化に大きく貢献した琵琶湖について取材しました。そのひとつが琵琶湖から京都に流れる水路、琵琶湖疏水(そすい)です。京都では、山本・リシャール登眞くんと取材をしました。世界遺産マイスターを取得している登眞くんには、是非お会いしたいと思っていましたが、このようなかたちで実現できて嬉しかったですね。

登眞くんには、京都のさまざまな場所を案内して頂いたのですが、次から次へと世界遺産の話がポンポン出てきて、楽しかったです。僕などとても及ばない知識の深さにも感服しましたが、すべてのことに登眞くんの関心や想いが伴っているところがさらに素晴らしいと感じました。また登眞くんは、琵琶湖疏水についても詳しく、以前学校の課題で作成したという疏水についての新聞を見せてくれました。これがまた見事な内容で驚いたのですけど(笑)。京都では、小学校で必ず琵琶湖について詳しく学ぶそうです。世界中の人から愛されている美しい古都・京都を守るために、琵琶湖は重要な役割を果たしていることを知りました。

世界でも数少ない古代湖・琵琶湖

僕も世界遺産の勉強をして知ったことなのですが、湖の多くは数千年で消えてしまうものが多いのです。100万年以上存在している湖を古代湖と言うのですが、世界に20くらいしかありません。そして琵琶湖の歴史は、400万年!日本一大きいだけでなく、地球上に数少ない世界に誇れる湖なのです。

琵琶湖に浮かぶ沖島では
住民の多くが漁業を生業としている

琵琶湖博物館では、そんな琵琶湖の凄さをいろいろと教えて頂きました。そして博物館の学芸員さんがおっしゃっていた言葉に感銘を受けました。琵琶湖というと、多くの人が滋賀県の湖と認識している、それが残念だと。日本一高い富士山は、誰もがどこにある山ではなく私たち日本の山として誇りに思っている、琵琶湖もそのように認識してもらえるように素晴らしさを伝えていきたいと。今まさに僕もそう思っています!

琵琶湖について楽しく分かりやすく学べる
琵琶湖博物館

明治には琵琶湖沿いに鉄道が敷かれ
海外への玄関口、福井県敦賀へ向かった

こぼれ話

山本・リシャール登眞くんが、中山卓也さんとの共演について教えてくださったこぼれ話、お楽しみください。

初めて中山さんのレポートを拝見したのは、スペインでクリスタル洞窟を取材されていた回でした。その時何と、僕は解答者として番組に出演していたのです。そこからずっとお会いしたい!と思っていました。本当に楽しそうにレポートされていて、すごくフレンドリーな方だな、というのが第一印象でした。そして訪れる場所の人やものに対するリスペクトが素晴らしいと思いました。以来、中山さんのレポートを毎回楽しみにしています。台湾の山の中を走ったり、ハワイでサーフボードに乗ったり、富士山の洞窟に入っていったり…。時折ポロッと本音を漏らしながらも(笑)、笑顔で挑戦されている中山さんの姿を見るのが大好きになりました。自分も現場に行っているような気になります。

結んだおみくじは…「安産以外は全てボロボロで
ショックでした(笑)」(登眞くん)

スタジオ収録の時にお見かけはしていましたが、その時はお話できず残念でした。そして今回のロケで念願叶ってじっくりとお話することができました!イメージ通り、いやそれ以上にフレンドリーな方でした。すぐに話しかけてくださって、僕もリラックスできました。また撮影の合間に、最近一日24時間しかないことが悩みとお話すると、とても良いアドバイスを頂きました。もちろん世界遺産話でも意気投合し、楽しいロケになりました。ロケをご一緒させて頂きレポートの勉強にもなったのですが、実は中山さんの役者魂も垣間見ることができました!合流することになっていた南禅寺で、中山さんは先に撮影をされていて、石川五右衛門に成りきって「絶景かな!」と叫ぶ声が駐車場まで聞こえてきたのです(笑)。またご一緒したいと心から願っています!

桜の名所でStand by Me〜♪
「貴重な思い出です!」(登眞くん)

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