2017年12月9日 夜9時〜
映画「スター・ウォーズ」の取材で
お世話になったロケ地周辺のお店等について詳しくご紹介！
〜アイルランド〜
スケリッグ・マイケル島に渡る港町、ポートマギーにあるホテル兼パブ「ザ・ムーリングス」。スター・ウォーズの撮影隊がお気に入りのスポットです。撮影の準備の際は会議室に、また打ち上げにも使われました。
港町の表玄関のようなパブで、店内は船乗り達が立ち寄るイイ雰囲気のインテリアです。アイルランド自慢のビールは勿論、周囲の海で取れたムール貝やロブスター、更に超美味の地元産ビーフが楽しめます。日本ではあまり知られていませんが、アイリッシュビーフはうま味がしっかりとした赤身の肉。実は、牧草のみを餌に育っているので（グラスフェッド）、ヘルシーな食材としても注目されています。
またここではスケリッグ・マイケル島へ行くツアーのアレンジもしています。上陸は5〜9月のみ（天候によって若干変わる）。このチケットはいつも満員なので早めの予約を。
■ ザ・ムーリングス（The Moorings）
住所：Portamagee, Co. Kerry
スケリッグ・マイケル島へのボートツアーは何時も一杯。もしチケットがとれても天候の状態で欠航になったら…、模型や映像で島の様子を知ることが出来るミニ博物館「スケリッグ・エクスペリエンス」へ。スター・ウォーズのロケ地周辺では、スター・ウォーズ風のオリジナルなTシャツを売っていますが、博物館の売店には、此所でしか買えないオリジナルTシャツが沢山ありました。
■ スケリッグ・エクスペリエンス（Skellig Experience）
住所：Valentia Island, Co. Kerry
最新作「最後のジェダイ」では、アイルランド西岸のディングル半島で撮影が行われました。当時、マーク・ハミルを初めキャストやスタッフが訪れたのがディングル・タウンのある歴史有るパブ「ディック・マックス」です。
古い木のカウンターの後ろの棚には、アイリッシュ・ウイスキーの瓶が並び壮観です。しかし、このパブの「見所」はその棚ではありません。反対側の壁に目をやると、長テーブルで職人さんが仕事をしているのです！彼はお客さんではありません。ここで働いているのです！
実は、アイルランドの田舎では昔、パブは他のお店（例えば雑貨屋、靴屋など）と兼業の場合が多かったとか。この店はその名残で、店の半分は革製品（ベルトやキーホルダー）を作る職人さんの工房なのです（店内の様子は、YouTube でご覧頂けます）。
■ ディック・マックス（The Dick Mac’s）
住所：Green Street,Dingle, Co. Kerry
〜イタリア〜
北イタリアで活躍する“干し鱈騎士団”の拠点のレストラン「パルメリオ」。レストランのあるサンドリーゴは交易で栄えたヴェネチアの近郊の町です。干し鱈は、15世紀ヴェネチアの商人が北欧から北イタリアに伝え、それ以来、彼らの重要な食文化となってきたそうです。調理は、水で戻した後、オリーブオイル、パルメザンチーズ、アンチョビ、ミルク、オリーブオイル、タマネギなどと一緒に4時間も煮込んで作られます。手間をかけているだけ、クリーミーで本当に美味です。“バッカラ”というこの料理は、ポレンタというトウモロコシの粉を粥状にしたもの（固めて羊羹のようでもある）と一緒に食べます。このコンビネーションも絶妙でした。
■ パルメリオ（Palmerino）
住所：Via Piave, 13 Sandrigo (VI) Italy
今回、エピソード2のラストシーン「秘密の結婚式」の再現にあたり、衣装を貸して頂いたのがデザイナーのモニカさんのブティックです。地元のコモ市でブライダルの衣装の制作をしています。ナタリー・ポートマンが着たドレスと、ヴェールがそっくりなものをお借りできました。スター・ウォーズのファンなら、ロケと同じ場所で結婚式を！と思うのでは。でも、聞いたところによると、イタリアでは法律上、結婚式を挙げることが出来るのは市町村の役場もしくは教会に限られるそうです。
■ Tosetti dal 1927 by Alessandro Tosetti
住所：Via Milano 187/189, Como
※情報は2017年12月現在