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第1450回
モザイクカントリー・カナダ
人々が幸せに暮らす秘密

2017年10月21日 夜9時〜

エリアごとに変化するカナダの魅力も発見?

今回あらためてカナダの旅はおすすめだと思いました!国土が広いので、西から東への移動は大変ですが(笑)、都市と自然が隣り合うバンクーバーもあれば、雄大なカナディアンロッキー、またケベックはフランス統治下の影響が残っていて「ヨーロッパに来たのでは?」と錯覚するくらいでした。さらにそこから車で6時間程行くと、ビーバーを取材した先住民アティカメクの方たちの居住地域で、大自然の中!カナダは世界で最も湖が多いのですが、朝、アティカメクのみなさんのところまでボートで向かう時は、凪で、まるで水鏡のような景色…。空と自分たちのいる湖面が反転したのでは?というくらい美しかったです!

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印象に残った出来事は?

先住民アティカメクの方たちが、猟を許されている時期に獲ったヘラジカを食べさせて下さったのですが、脂身が無い牛肉のような味わいで、臭みもそれほど無く食べやすかったです。栄養がありそうな感じですね。また摘んできたブルーベリーをフライパンでちょっと熱して、少しお砂糖を加えた即席のジャムを作ってくれて、揚げパンに付けて食べました。アティカメクのみなさんの生き方も、頂いたお料理もシンプルなのですが、スタッフみんな「心から湧き上がる幸せってこういうことだよね!」と感じさせてもらえる体験でした!

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アティカメクの方たちは、どことなくアジア人にも似ていて、親しみも感じました。歴史の中で色々な思いを持たれたこともあったそうですが、今は自分たちが守ってきたカナダの良さを伝えていきたいと、多くの観光客を受け入れて、私たちにもビーバーについて惜しみなく教えてくれました。そんなアティカメクの方たちの様子やお話からも、この国の中で脈々と受け継がれているものが感じられると思います。

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取材にとても協力してくれたアティカメクのパスカルさんと

見どころは?

ギスギスしたニュースが多い中、多様性を大事にするカナダで多様な文化を受け入れる人々の器の広さに触れ、今の難民移民問題にも少し光が射したような、そんな気がしました。
またかつてカナダの先住民がいた場所に、様々な国からの移住者が一緒に暮らすようになった島も今回取材しました。実はそこで流通している地域通貨の100ドル札に描かれているのが、着物姿の女性なんです。見た目が違う人がお札に描かれるとなると、日本では議論になりそうですが、それが臆せず行われた出来事なども注目して頂きたい部分です!

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