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第1449回
ブラジル・パンタナール
大湿原が生んだ野生の王国

2017年10月14日 夜9時〜

ジャガー、カピバラ、スミレコンゴウインコ…、多種多様な生き物と出会える乾季のパンタナールへ「行ってみたい!」と思われた方も多いのでは?ここでは取材スタッフによるロケの詳細や、具体的なパンタナール情報をご紹介!

パンタナールを訪れるには

パンタナールなんてさぞかし大変なところだろう、と思われるかもしれませんが、かなり多くの観光客が訪れています。基本的にはガイドと一緒でなければパンタナールへ行くことは難しく、玄関口であるクイアバで待ち合わせ、数日かけてガイドと一緒に回るのが一般的です。
パンタナールの宿泊は全てオール・インクルーシブスタイルで、ボートでの動物探しやサファリドライブも含まれています。今回パンタナールをガイドしてくれたアイウトン・ララさんも、ジャガーが多く生息するポルト・ジョフレという場所でロッジを経営されています。

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アイウトンさんにガイドをお願いできれば、
鳴き声で次々に動物を呼び出してくれます

今回の撮影はこのロッジを拠点に行われました。ポルト・ジョフレは雨季には完全に水没する場所なので、ロッジに泊まれるのは乾季だけ。でも、ほぼ毎日ジャガーやオオカワウソに遭遇できる動物好きには夢のような場所です。ボートで川を遡り、動物を探すというワイルドなパンタナールを体験したい方にはオススメです。

●パンタナール ジャガー キャンプ(Pantanal Jaguar Camp)
Transpantaneira, km 145 - Porto Jofre

牧場に宿泊しながらのサファリ体験

VTRにも登場しましたがパンタナールはその殆どが牧場です。牧場にも野生動物がたくさん現れるため、牧場がロッジを経営していて、そこに宿泊しながらサファリ体験が出来る施設もたくさんあります。今回取材させて頂いた牧場もロッジを経営されていて、牧場の取材はこのロッジで行われました。こちらは通年で訪れることができ、子供連れを含んだ沢山の観光客がいらっしゃいます。

パンタナールの夕日はものすごくきれいです。夕日の中を牛たちが進む姿はまさに絶景。素晴らしいシチュエーションにあるロッジですが、庭を平気でメガネカイマンが歩いていたり、夜にはジャガーがやってくることもあります。

●ポサーダ ピウバウ(Pousada Piuval)
Rod Transpantaneira Km 10 - Zona Rural Pocone, Mato Grosso Brasil

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生き物のすごい瞬間と出会うには…

野生動物の撮影は行ってみなければどうなるか分かりません。実は下見でポルト・ジョフレを訪れた時、ジャガーを探し始めて30 分後に、ジャガーを発見!さらに、3m近い巨大アナコンダを捕える衝撃的な場面を目撃!これはとんでもない場所へ来てしまったと思い、ロケでも簡単に撮影できるだろうと淡い期待を抱きました。しかし、残念ながらロケでは獲物の捕食シーンには最後まで出会えず…。限られた時間で必要なのは運だと、実感!

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天然水族館は絶対オススメ

パンタナール周辺にはボニートと呼ばれる場所に世界的に有名な天然水族館がありますが、こちらは物凄い混みようでゆっくりと楽しめません。しかし、取材で訪れた天然水族館は地元の人しか知らない穴場中の穴場。一旦あの湧き水の泉に入ると、その美しさから抜け出せず、ずっと入り続けてしまいます。またあの泉は川へつながっていて、1キロほど川を流されることも可能です。泳げない方でも大丈夫。ライフジャケットをつけて浮いているだけです。自分が水の中にいるのかどうか分からなくなる不思議な体験を是非!

●ポサーダ レイノ エンカンタード(Pousada Reino Encantado)
Nobres | MT Distrito Bom Jardim CEP 78460-000

※情報は2017年10月現在

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