2017年5月27日 夜9時〜
「世界ふしぎ発見!」初取材のピラミッド、エル・ミラドール遺跡とトニナ遺跡の観光について、担当ディレクターに教えてもらいました。
マヤ文明発祥の地とも言われ、マヤ最大級の古代都市遺跡エル・ミラドールは、メキシコ国境付近にあります。エル・ミラドールの観光拠点となる街は、グアテマラのフロレス。私たちもここからヘリで遺跡に向かいました。フロレスから遺跡まで、ヘリで約30分。ヘリを利用した日帰りツアーもあります。ですが、エル・ミラドール遺跡を訪れる観光客の多くは、ジャングルを歩いて遺跡を目指すツアーに参加しています。団体ツアーもありますし、個人でガイドを頼むこともできます。朝フロレスを出発し、翌日の夕方頃に遺跡に到着、そしてその次の日に1日遺跡を探索します。ですから往復で4泊ジャングルにテントを張り宿泊する4泊5日の旅になります。私たちもジャングルを歩いて遺跡まで行きたかったのですが、スケジュールの都合で叶いませんでした。4日間もジャングルを歩くというのは簡単なことではありませんが、途中にも遺跡がたくさんあって、より古代の人たちの偉大さを感じ、ピラミッドを見たときの感動もひとしおではないでしょうか。
エル・ミラドール遺跡にはマヤの時代で
最も古いと考えられる石碑がある
高さ72メートルのピラミッドはマヤでも最大級の大きさ
一方、トニナ遺跡はアクセスのよい所にあります。メキシコ中央部の山岳地帯にあるオコシンゴという街から車で30分くらい。オコシンゴからの観光ツアーもあります。トニナ遺跡も見所がたくさんあります。私たちも取材をしていて時間が足りないほどでした。この遺跡をほとんどお一人で発掘し、番組では遺跡を案内してくださったフワン先生が作った遺跡の模型や出土品などが展示してある博物館は、遺跡の入口にあります。
ピラミッドに複数の施設が作られているトニナ遺跡