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第1413回
日本×オランダ 出島に秘められた400年の物語

2016年11月5日 夜9時〜

ここでは復原された出島や長崎のお菓子についてさらにご紹介!

江戸時代にオランダ人の歩いた街並みが完成した出島

番組でご紹介した通り出島では、現代の技術で再現したものではなく、当時の製法や材料などを細かく調べて復原された街並みを見ることが出来ます。
また出島では着物の貸し出し(1時間2000円〜)もあり、江戸情緒をより感じられる体験も。ミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさんやスタッフも撮影中、「自分も着てみたい!」とかなり注目していたとか。

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復原チームは長崎市内に残る江戸末期の旧家や土蔵を周り
壁や瓦から入り口の飾りに至るまでその建物の作りを調査

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内装では、壁紙を張る習慣のなかった当時の日本で
オランダ人が壁紙代わりに使った唐紙という伝統的な和紙も再現
「派手過ぎず華やかな壁紙は本当に綺麗!光の具合で変わる輝きは、自然光や当時の蝋燭の揺らめきにすごく合っていたのだと思います」(スタッフ)

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復原チームが膨大な資料の中から
当時出島で暮らしたオランダ人の持ち物リストを見つけ出し
同時代の物を探して揃えた家具や日用品にも注目!

その色使いやデザインに驚かされた当時のお菓子

西洋と繋がっていたことで独自のお菓子文化が花開いた平戸。番組では200年前の平戸藩主によって残され、百種類のお菓子が描かれた菓子図鑑・百菓之図を紹介しました。百菓之図は藩主の家の秘伝とされ、そのほとんどが長く忘れ去られていましたが…、現在の当主によってその製法が平戸の菓子職人に伝えられたことで、カスドースや花カステラなど20程のお菓子が復活!復刻したお菓子は平戸の菓子店「蔦屋」で数点販売されています。また平戸の松浦史料博物館の茶屋でも、月替わりで復活したお菓子が食べられるそうです(※事前予約が必要)。

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ミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさんは、天然の素材を
使っていたお菓子の色鮮やかさやその色使いにも驚いたそう

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現代版の百菓之図として、東西百菓之図と名付けられた新たなお菓子も!
オランダ人アーティストがデザインや食材を提案し
平戸の菓子職人が形にしたコラボ作品
今後いくつかは販売されるかも!?

<蔦屋>
江戸時代には平戸藩主・松浦家の御用菓子として、現代も南蛮渡来の伝統菓子から創作和菓子まで販売。
住所 長崎県平戸市木引田町431
営業時間 9:00〜19:00
年中無休

<松浦資料博物館>
お菓子文化が花開いた平戸の松浦資料博物館には、その原点となる貴重な資料が残されています。
住所 長崎県平戸市鏡川町12
開館時間 8:30〜17:30
休館日 年末年始のみ(12月29日〜1月1日)

<松翁軒>
元和元年(1681年)創業のカステラの名店。番組では坂本龍馬の作った結社、亀山社中の日誌に残る、江戸時代の製法によるカステラ作り(※販売はしていません)を紹介。
住所 長崎県長崎市魚の町3?19
営業時間 9:00〜20:00
年中無休

オランダ情報
<ライデン国立民族学博物館>
新たに特定された葛飾北斎の肉筆画を所蔵。
住所 Steenstraat 1, 2312 BS Leiden Netherlands

<シーボルトハウス>
シーボルトが日本で集めたコレクション2万5千点を収蔵。常時800点程が展示されています。
住所 Rapenburg 19, 2311 GE Leiden Netherlands

※情報は2016年11月現在

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