2016年7月23日 夜9時〜
このホテルは博物館も兼ねている
スタッフも泊まったおススメのホテルです。部屋数は12と少なく、ホテルと言うより、邸宅に招かれた感覚でした。番組でもご紹介した石のアーチ橋スタリ・モストのある旧市街から徒歩10分以内にあります。オーナーはこの屋敷を作ったモスタルの有力者の末裔で、スペインを旅したとき、古城がホテルに改造されているのを見て、自分の屋敷もホテルにしようと思いついたそうです。ここではチェックインすると二つの鍵を渡されます。一つは自分の部屋の鍵、もう一つは敷地に入る門扉の鍵。ホテルでは夕食を出していないので宿泊客は近くのレストランで外食することになるのですが、夜は受付がいない時間帯があるので門扉の鍵も渡されるのです。内戦が続いていた国なので、夜の外出は大丈夫?と心配する方もいるでしょう。しかし今回取材したかぎり、治安に関する問題はなく、赤ちゃんを抱いた家族連れが、涼みに夜散歩をしている様子を何度も見たくらいです。
The Expedia Insider で
2010年世界のベスト5ホテルにも選出
■Muslibegovic House ムスリベゴビッツァ ハウス
住所:Osman Dikica 41,Mostar,Bosnia and Herzegovina
ホテルが併設されているので宿泊もできる
小川の辺に建つ可愛い雰囲気のレストランです。ボスニアの代表的な料理チェバブチチを撮影させて頂きました。この料理は番組でもご紹介した通り、中近東のケバブがルーツです。とはいうもの中近東と全く同じではなく、ボスニアでかなりローカライズされています。特に薬味はボスニア風。サワークリームとパプリカをペースト状にした2種類の薬味をお好みで付けて食べるとケバブの味わいを深めてくれます。
比嘉さんが苦手な羊肉でも美味しく頂けたという
ボスニアの伝統料理チェバブチチ
■Kriva Cuprija クリヴァ クプリア
住所:Onešćukova 23,Mostar,Bosnia and Herzegovina
旧市街にあるレストランで、シーフードが有名です。スズキのカルパッチョの撮影をさせて頂きました。日本でカルパッチョと言えば、白身魚の刺身をオリーブオイルなど欧風の味付けをしたものをイメージします。しかし元々は牛肉の刺身のことを指していました。そしてクロアチアで最も人気のカルパッチョは、白身魚でも牛肉でもなく、タコのカルパッチョ。タコは日本人も大好きですから現地へ行かれた時には是非トライしてみてください。
オレンジやベリーがのったタコのカルパッチョ
日本とは違う美味しさを発見できそうですね!
■Apetit アペティト
住所:Ulica Pavla Subica 5,Split,Croatia
※情報は2016年7月のものです