(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1401回
新説 本能寺の変 434年目の真実

2016年7月9日 夜9時~

戦国の世を感じられる情報、発見をご紹介!

戦国時代にタイムスリップ

今回ご紹介した本能寺の変の新説で、明智光秀と徳川家康を繋ぐ謎の人物として浮かび上がった木俣守勝。番組ではミステリーハンター・野々すみ花さんが、光秀から守勝へ贈られた脇差や甲冑、手紙などが保存されている井伊美術館を訪ねました。館内に所狭しと並ぶ武具は全て戦国時代、実際に使われたものばかりだそうです。

この井伊美術館は、家康を支えた徳川四天王の1人、井伊直政直系のご子孫が管理されています。野々さんによると、白い髭を伸ばされた館長さんの雰囲気やお話をされる様子から、戦国武将のような迫力を感じたのだとか。そして、今話題の真田信繁が身に着けた物など、時代劇で見るような武具の本物がゴロゴロとある中…、戦国の世にタイムスリップしたような気持ちになったそうですよ。

<井伊美術館>
住所 京都市東山区花見小路四条下ル4丁目小松町
入館料 大人1500円 大学・高校生1000円 小・中学生500円
開館時間 13:00~17:00
※不定休のため事前連絡が必要
※情報は2016年7月現在

(イメージ)

井伊美術館は甲冑武具の愛好所蔵者の方々から寄託された品々を調査研究し、
展示・保護して一般公開している全国でも珍しい武将甲冑専門美術館です

明智光秀も注目
戦国時代から続く石垣作りのスペシャリストたちがいた!

本能寺の変が起きる1年前まで、天下統一に向け信頼し合う関係だった織田信長と明智光秀。信長の家臣の中で、光秀は最も早く城持ちの武将として引き立てられました。光秀が与えられたのは、東国から京都に入るために必ず通る要衝だった滋賀県・坂本の地。信長はそこに天下取りの足掛かりとなるような城塞を築くように光秀に命じています。

坂本では古来、石垣を組んで大きな建物を建てる技術がありました。それは穴太衆という戦国時代から続く石垣作りの職人集団によるもの。最近は天空の城として知られる竹田城の石垣も修復しています。光秀はこのスペシャリストたちの技術を使って、強固な城を完成させていました。

穴太衆の作る石垣は一見、無骨なのですが、400年以上も地震や風雪にも耐える堅牢さを持っています。しかもその石積みの方法は、彼ら曰く「石の声を聞く」という独特のやり方。その様子を取材したスタッフによると、棟梁が巨大な石をじっと見て…、「この石はあそこへ、あの石はこっちに」という具合に次々と指示。するとその石が不思議とかみ合い、石垣が出来上がります。当時の光秀も彼ら穴太衆の技術を見て、とても驚いたのではないでしょうか。

(イメージ)

棟梁の粟田純司さんと

外部サイトへリンクします

番組に関する記事