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第1396回
13億人のパワースポット!
中国の奇岩地帯 武陵源

2016年5月28日 夜9時〜

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中田 あすみ(なかだ あすみ)

1988年4月5日生まれ。東京都出身。趣味は、カメラ、手芸、スポーツ観戦、家庭菜園、読書とインドア&アウトドア派。最近は愛車のクロスバイクで走ることもお気に入り。特技は、らくがき風イラスト。レポーター、モデルのほか、NHK「ビットワールド」ピンキーマカロン役など幅広く活躍中。ミステリーハンターは今回で15回目。

次回「世界ふしぎ発見!」の舞台は中国南東部、湖南省の山奥にある武陵源。日本ではあまり知られていませんが、武陵源は張家界(ちょうかかい)にある自然保護区の総称で、中国では年間およそ2000万の人が訪れるという大人気の絶景スポット。世界遺産にも登録されています。ミステリーハンターの中田あすみさんにその魅力を伺いました。

目の前に広がる山水画のような絶景
しかも武陵源の楽しみ方は
ただ風景を眺めるだけじゃない!?

私は中国の内陸部へ行くのが初めてで、しかも武陵源は今まで聞いたこともなかった所でしたので取材前にインターネットで調べてみました。すると出て来た映像はまさに秘境。いきなり凄い所へ行くことになったぞと思っていました。そして現地に行ってみると確かに凄い所で、他では見られない絶景に感動し、中国のスケールの大きさも実感できました。でも空港や宿泊施設などはとても立派ですし、道路も整備されているので不便さは感じませんでした。

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20世紀後半まで殆ど知る人がいなかったため
中国政府の地図上では空白だった武陵源
かつては外部の人が立ち入ることはない秘境だった

柱のような岩、それも東京タワーを軽く超える高さのあるものが、見渡す限りに立っている光景は圧巻でした。その美しい景色を見るだけでも感激なのですが、武陵源ではその聳え立つ岩柱の高さをまるでテーマパークのように楽しめる仕掛けがたくさんあるんです。例えばロープウェイ、展望台、そして橋などの足元や側面にスケルトン部分があって、自分がとてつもない高所にいることを実感できるのです。特別に開通直前のガラス橋をレポートさせて頂いたのですが、あれは本当に怖かったです。私は高所に弱いわけでもなく、これまで超高層ビルやタワーの展望台にあるスケルトン部分から下を見ても特別恐怖を感じなかったんですが…。今回は野外なので周りの景色の中で自分がどの位置いるのかはっきりとわかり、橋の上ではずっと足がガクガクしてました(笑)。

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岩山と岩山を繋ぐガラスの橋
「下を見たら素麺のように細い川が見えました(笑)」(中田さん)

武陵源の絶景は、多くの人が一度は訪れてみたいと思うような素晴しいものだと思います。そしてその絶景をただ眺めるだけじゃなく現代的な楽しみ方もできるという点でも魅力的な所だと思いました。こんな所に仙人は住んでいるんじゃないかという幻想的な風景の中で歓声をあげながら楽しんでいる中国の方たちの姿もインパクトがありましたね。世界遺産をこんな風に楽しむのもアリなんだ、と教えてもらいました(笑)。

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武陵源の山中に昔から暮らす土家(とぅちゃ)族
海抜1000メートルを超える台地に棚田を作り生活してきた
「みなさんここで暮らせて幸せと
おっしゃっていたのが印象的でした」(中田さん)

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