2016年4月30日 夜9時〜
ジャワ島のイジェン山に、夜になると現れるブルー・ファイア。その光景に驚かれた方も多いのでは?ここでは取材スタッフに聞いたイジェン山へのアクセスや、訪れる際の注意点などをご紹介。
イジェン山はインドネシア有数の硫黄の産出地
地下のマグマによって熱せられた硫黄のガスは600℃に達し
そのガスが空気に触れた瞬間、自然発火
硫黄の炎色反応によって青い炎が生み出されます
ブルー・ファイアを見るにはジャワ島の東の端にある、バニュワンギが空港のある最寄りの町です。そこで車に乗り換え、2時間程でイジェン山の登山口に到着します。イジェン山は入場する時間に制限があり、深夜1時からでないと登ることはできません。登山口からブルー・ファイアのポイントまではおよそ2時間です。その後夜明けまでブルー・ファイアを見て、夜が明けるとようやく全体の景色が見えてきます。
日本からブルー・ファイアを見に行かれる時は、ガスマスクの他にゴーグルも必要になります。煙の中では全く目を開けることが出来ません。また火口から下は急斜面の上、足場が非常に悪いので、歩きやすい靴が必須です。そして、登山口にガイドの方がいらっしゃいますので、ガイドの方と一緒に登ることをお勧めします。ブルー・ファイアは1年中発生していますが、その時の風向き次第で見えないこともあるので、運も必要です。