2016年3月26日 夜9時〜
台湾では、以前から多くの人にとって環島は憧れだったそうです。そして近年それを自転車ですることがブームとなり、定着化してきたことからできたのが環島1号線という自転車道です。まだ一周すべては整備されていませんが、自転車専用道路があるのはとても快適です。車の交通量が多い道でも安心ですし、歩行者を避けて走る必要もありませんから、心労が随分軽減されると感じました。また新しい道ですからとても走りやすかったですね。
鈴木さんの環島チャレンジは
台湾最北端の富貴角燈台からスタート!
反時計回りでゴールの台北を目指します
そして私自身、初めて長距離のサイクリングをしてみて、自転車で走る気持ち良さにどんどん魅了されていきました。亜熱帯から熱帯になる北回帰線の近くでは海の色が濃い青から南国のエメラルドグリーンに変わっていく様子がとても印象的でしたし、心地よい風を感じながらそんな風景を満喫できる自転車の旅って素敵だなと思いました。また変化に富んだ美しい自然を楽しめるうえに、台湾はその土地ごとに美味しい名物があるのも嬉しいですよね。自転車だと寄り道も気軽にできるので、走ること以外にもお楽しみがあって元気をチャージできます。
環島をする人たちの間でも人気のかき氷、焼氷
「温かくて、冷たくて、甘い焼氷は自転車で
走った後の身体に染みる美味しさでした」(鈴木さん)
一部自転車での走行が困難なエリアもあるが
自転車を持って列車に乗る輪行が可能
今回の取材では、自分が少しは知っているつもりだった自転車と台湾のさまざまな魅力を発見できました。環島は時間がないとできませんが、日本と台湾は近いですから、何回かに分けてチャレンジするのもいいかもしれません。劉さんもおっしゃっていましたが、何日か続けて長距離を走ると、もっとやってみたい!もっとできる!といったようなポジティブな感覚が湧いてくるのです。そういった意味でも、環島をおススメいたします!
台湾もこれからがサイクリングのベストシーズン!