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第1375回
日本カレー秘話 みんなが愛する一皿の物語

2015年11月7日 夜9時〜

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藤岡 みなみ(ふじおか みなみ)

1988年8月9日生まれ。兵庫県出身。
バンド・藤岡みなみ&ザ・モローンズのボーカルとして活動するほか、テレビのレポーターやラジオパーソナリティとして活躍中。2015年10月発売のラジオの本「ラジオ番組表」で「2015年好きなラジオDJランキングAM部門1位」を獲得。
趣味はパンダ研究、インドカレー研究、中国語、写真、読書、旅、音楽。特技はチアリーディング、パソコン(動画編集・デザイン)、またパンダの生態や歴史に詳しい。

カレーは国民全員が週に一度は口にしていると言われ、日本全体で年間60億食も食べられています。今回はミステリーハンター・藤岡みなみさんが、日本人とカレーとの出会いから、カレーが家庭の味になるまで、その美味しさの裏側を探ります!

今回のテーマは、今や国民食となったカレーについて?

私も、もともとカレーが大好きで大学生の頃から食べ歩いたり、研究したりしていました。だから今回のテーマがカレーと聞いた時は、自分で言うのもなんですが、私にぴったりなのではないかと(笑)?そして、ロケはインドへ行くのかな?と初めは思いました。ところがカレーといっても、今回はインドカレーではなく、約150年前に伝わった日本のカレー。ということは日本各地を訪ねるのかと思いきや…、向かったのは横須賀からイギリスのロンドン、そしてイギリス最古の軍港・ポーツマス!?実は、日本のカレーの原点はイギリスの海軍にあったんです!日本のカレーのルーツがイギリス海軍だったなんて、「お母さん…、カッコイイもの作っていたんだな!」と思ってしまいました(笑)。

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イギリスの海軍カレーとは一体どんなカレー?

日本で独自の進化を遂げたカレー
今では当たり前の美味しさに隠された秘密?

カレーというとカレーライスのほかにも、カレーうどんやカレーパンなど、私たちは普段色んなカレー料理を食べていますよね。その発祥なんて誰も考えないくらい当たり前に。でもこれほど定着した背景にはやっぱり、秘密が隠されているんです。カレー料理の歴史を探ったり、元祖のお店を訪ねたりする中で、そんなカレーの裏側や面白さを今回たくさん見つけました!色んな形に進化するカレー自体もすごいですが、インパクトの強いカレーを、さらに新しい食べ方で味わおうとする人たちもやっぱりすごかったんです!

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例えばカレーうどんは明治の終わりの頃に生まれたのですが、当時、オシャレな食べ物だったカレーをうどんに出来ないかという発想がとても日本人らしいというか、あの濃い味のカレーとうどんをどうやって合体させたのか、とても不思議だったのですが、その方の写真を見たら妙に納得してしまいました。日本人の創意工夫の精神はいまも昔も変わらないんだなということがよくわかると思います。

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さらに今ではレトルトパックで楽しめるご当地カレーも数知れず!

思わず感動!?
カレールウ誕生の物語をレポート?

初めは高級料理だったカレーが、自宅で気軽に食べられるようになるまでの歴史を探りました。その中で一瞬、泣きそうになるほど感動したことがあったんです。日本で初めて家庭用のカレールウを作った会社を取材した時のことです。「やっぱりカレーはすごい!人生を変えてしまうものなんだ」と、そのルウに秘められた熱い思いは、今回の取材で一番感動しました。

またカレールウの誕生によって、カレーの衝撃が、全国に稲妻が走るみたいに広がったイメージもわきました!当時の感動を知っている方たちは今70歳くらいになられているんですが、その方たちから直接お話を伺えたことも嬉しかったです!カレーには、言葉では説明出来ない味わいもありますよね?具材の味や様々なスパイスの香りだけではない何か…?その秘密も見えてくると思います!

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日本で初めて本格的なルーを作った会社へ!
「まずカレーを食べてもらう為に当時とられたあの手この手の
 努力や作戦にびっくりしました!」(藤岡さん)

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