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第1369回
ナポレオンの幸運の女神
バラの女王 ジョゼフィーヌ

2015年9月19日 夜9時〜

ナポレオン皇妃・ジョゼフィーヌの人生に迫った今回の「世界ふしぎ発見!」。ここでは担当ディレクターが教えてくれた番組制作の裏側をご紹介します!

ミステリーハンターとジョゼフィーヌ

今回、ジョゼフィーヌという大人の女性を紹介するにあたって、レポーター選考に悩みました。日本人にはあまり馴染みのないジョゼフィーヌを、番組をご覧になるみなさんに身近に感じて頂くため、ミステリーハンター自身によるジョゼフィーヌ役が必要だと考えました。それには演技が出来て、自然な雰囲気を醸し出せる大人の女性…、ということで新しいレポーターさんを選考することに。

実際に今回のミステリーハンター・入山法子さんは、本当にジョゼフィーヌにぴったりでした。その気持ちはロケが進むにつれて、ますます強くなりました。まず誰にでも優しいふんわりとした雰囲気を持つ入山さんですが、かなり芯の強い女性です。移動の多いロケでしたが、ホテルへの到着が深夜を過ぎても、食事の時間が取れずに車中で済ませることになっても、猛暑で35℃を超える天気が続いても、不平不満どころかその状況を理解し、自分がどう行動するかを瞬時で理解されます。またとてもスリムだけれど朝昼晩としっかり食事を取り、時間がない状況でもさっとセリフを頭に入れる頼もしさも。美しい日本語や立ち居振る舞い、スタッフへの気遣いは忘れない彼女ですが、それがほんとにさりげなくて頭が下がる思いの連続でした。

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取材先でも、先方の方々が入山さんのことをひと目で気に入っているのが分かりました。通訳なしでも彼女なりにコミュニケーションを交わし、いつも取材相手を笑顔にされるんです。取材ではバラを頂く機会が多かったのですが、入山さんはそれをコップに挿して、車や部屋に飾っていました。

今回はジョゼフィーヌがナポレオンにあれこれ世話を焼いていたエピソードを幾つも取材しましたが、それらはまるで小さな子とお母さんのような様子。現代の女性からすると「それはないわ〜」という話ばかりでした(笑)。そこで夫婦についての話になったのですが、入山さんはご主人のことを心から尊敬されているのが伝わってきました。きっととても自然に尽くされているのでは…?

戦争続きのナポレオンにとって、ジョゼフィーヌは、すべてを受け入れて甘えさせてくれる存在でした。優しく穏やかで、会った人は必ず好きになってしまう女性だったというジョゼフィーヌ。だからこその「あげまん」伝説でしたが、取材を続けるうちに、優しくて芯の強い入山さんとついついシンクロさせてしまう日々でした。

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