2015年9月5日 夜9時〜
シンガポールからのレポートを、落語家・立川志の輔師匠と一緒に届けてくれたミステリーハンター・宮地眞理子さん。緊張から始まったという取材の裏話をお聞きしました!
志の輔師匠が一緒にシンガポールを巡って下さる日の朝は、度肝を抜かれるくらいの土砂降りだったんです。スタッフみんなで「あれ、これはすごい降り方だね」なんて話していました。そこへ志の輔師匠がいらしたので、みんな緊張しながらご挨拶しようとしたその瞬間…、師匠の口から「ごめんね」の言葉が!?
びっくりしましたが、実は師匠はかなり雨男で、それも外国に着くと雨が降ることが多いそうです。そこでスタッフが「師匠ですか原因は」と冗談交じりに言うと、師匠がちょっと落ち込まれるという予想外の展開に(笑)。私も「確かにこれほどの雨は今まで降っていませんよね」なんて言ったりして(笑)。ただスコールのような感じだったので、その日の午後からはきれいに晴れました!
初めは志の輔師匠が普段どういう方なのか全く分かりませんでしたし、ストイックに芸に打ち込まれるイメージがあったのですが、この初対面でのチャーミングな一面に、私たちスタッフみんながリラックスさせて頂いたと思います。それに師匠は常に周りに気を配られていて、私がこそっとほかのスタッフさんに「次の撮影では着替えるのかな?」なんて言うと、師匠が「あ、宮地さん着替えるところ?着替え場所を探しているの?」と即座に動いて下さったことも。一緒にロケをさせて頂きながらスタッフ全員、師匠に惚れてしまいました(笑)。
志の輔師匠が毎年シンガポールで開かれている落語会を、今回は私たちも見せて頂いたのですが、その時はやはり噺家さんとしての顔にバッと変わられるんです。近寄り難いくらいの雰囲気もまたカッコ良くて。しかも落語の枕では「今回、世界ふしぎ発見!という番組で…」と、番組についてもふれて下さいました。さらに「ロケでは色々行かせて頂いたんですが、その時はレポーターの宮地さんという素晴らしい方とご一緒させて頂いて…」と信じられない言葉が!?
私は驚きと感動で涙が出そうになるし、周りに座っていたスタッフはいっせいに私を見て、みんな「やったー!」と心の中でガッツポーズでした!自分の名前を呼ばれて泣きそうになるなんて、後にも先にもないことだと思います!
シンガポールでは、最高裁判所や税務署など国の機関にも風水が関わっていることをレポートしましたが、実はこの取材で余った時間に、自分のことも風水の先生に聞いてみたんです。撮影が「はい、オッケー!」となったところで、「せっ、先生、ひとつだけ!私、結婚出来ますか?」と、あまり時間もないのに結構必死な質問を…(笑)。先生の答はなんと、「2年後に結婚出来る。酉年の人と縁がある」というものでした。そうしたら今回のディレクターが酉年だったんです。「え、まさか!」と思ったところで先生が、「同じ職場とか、同じ職業はダメ、ここにいるメンバーはみんな違う!」と仰って(笑)。でもこれはちょっと信じていこうと思いました!