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コロンビアと聞くとまず何が思い浮かびますか？
美味しいコーヒー？黄金伝説？はたまたサッカーワールドカップの対戦国!?
今回はミステリーハンター・坂本三佳さんが、
この国に秘められた驚きと魅力の数々をレポートします！

コロンビアの第一印象は？

私はまず、すごく人がいいな！と感じました。インタビューにも必ず応えて下さるし、町で出会う人もみんなやさしいんです。お花屋さんを取材した時も、取材のお礼を込めて買った分より少し多めにお支払いをしたら、「あら…、じゃあ」と、さらにそれを上回るお返しが!?丁重にお断りしたんですが、でも結局その日は、車の助手席にものすごい花束を乗せて移動することになりました(笑)。町中では物売りの人も来るけれど、強引さが全くなくて諦めも早かったです(笑)。

ただコロンビアというと治安はどうなのかな？と気になりますよね。確かに車で移動していると、現地のドライバーさんが急にバチン！とドアロックをかけるので、それで察しがつくこともありました。でもそういうエリアに入らなければ、首都ボゴタものどかですし、日曜日になると自転車天国みたいになって、穏やかで自由でいいな〜と思う風景とたくさん出会いました。またカリブ海に面した港町だったり、南米最大級の古代文明の遺跡がある山の方だったり、場所によってその顔がガラッと変わる様子も楽しいところだと思います！

エルドラドと呼ばれた黄金の輝きとスケールにビックリ？

かつてコロンビアがエルドラド、黄金郷と呼ばれたと聞いていましたが、この国の黄金は本当にすごかったです！コロンビア各地で見つかった黄金製品が収められている、世界最大級の黄金博物館をレポートした時は「これだけの金が!?」と衝撃を受けました！一度にあんなに見るのは初めてですし、軽く金酔いしそうな量ですね(笑)。人や動物を象ったデザインで、今でもアクセサリーに使えそうな精巧な物や、不思議なデザイン、甲冑の様な物までもう色々あるんです。

またエルドラド伝説のきっかけとなって、実際に黄金が見つかっている湖もご紹介します！事前に見た写真では、ただの丸い湖？という印象でしたが、実際は神聖さが漂っていて、独特の雰囲気…。一見とても静かなのに、地形のせいか湖に近づくと風がとても強く吹くことも。古代へ思いを馳せずにはいられない、ロマンを感じる場所でした。