2014年2月15日 夜9時〜
体力に自信のある方、自然のパワーに癒されたい方におススメの場所も取材しました。台北市の郊外にある七星山は、古代からの聖地で頂上にはピラミッドのような遺跡があります。ピンプの人たちが何千年も前に築いたそうです。ここは標高も高いですし、歩道が完全に整備されているわけではないので山頂へ行くのはちょっと大変でした。案内をして下さったのは、古代史の研究をなさっている先生なのですが、もう登山家のように健脚でした。私がちょっと前に進むのにてこずっているといなくなってしまって、「先生!待ってください!」と何度叫んだことか(笑)。でも頂上から眺める景色は心が澄みきっていくような素晴しさでした。
台湾最古のパワースポットと言われる七星山
ピンプの人びとが崇めた聖地
案内をして下さった呂先生と
「先生にとって七星山は庭のように慣れた
場所なんでしょうね。スイスイ登っていかれました(笑)」(白石さん)
またタイヤルの方たちが、大切に大切に守ってきた聖地・スマグスのご神木も、とても印象深かったです。スマグスも山道でしたが、片側が断崖になっている所はありますがちゃんと道があったので歩きやすかったです。また道中タイヤルの皆さんが「すごいですね〜、きれいですね〜」などと日本語で盛り上げてくださったので楽しく歩くことができました。
巨木の前で、タイヤルの方が伝統の歌を白石さんへプレゼント
「みなさんのピュアな心が伝わってきて
思わずウルウルしてしました」(白石さん)
そして実際に見た樹齢3500年の木は、私の想像を遥かに超えた巨木で驚きました。あまりの存在感の大きさに息をのんでしまうほどでしたね。そして優しく力強いパワーを感じました。それは自然のパワーだけでなく、タイヤルの方たちが木や森を敬い大切に守ってきた心も森のパワーになっているからのような気がしました。
タイヤルの人たちの聖地スマグスは
近年一般の人が訪れるようになった台湾でも穴場のスポット