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第1270回
ピラミッドに秘められた古代の英知
?エジプト・フランス?

2013年4月20日 夜9時〜

細部から見えてくる古代の人たちの英知
新進気鋭の日本人考古学者の見解に注目!!

エジプトでの取材は、現在アメリカの考古学者マーク・レーナー博士の調査チームで発掘をしている河江肖剰(かわえゆきのり)先生とご一緒させて頂きました。河江先生は、主にピラミッドタウンと呼ばれるピラミッド建設に携わっていた人たちの住居エリアの発掘をなさっています。そして、イケメンです(笑)。

(イメージ)

「小さな出土品にも古代エジプトのひとたちの
知恵がつまっているんです」(竹内さん)

残念ながら私は人数制限のため登れなかったのですが、河江先生にはピラミッドに登ってウーダンさんの説を検証して頂きました。また地下から「重量軽減の間」と呼ばれる最上階まで、さまざまなピラミッド内部空間を、河江先生の見解を聞かせて頂きながらレポートしています。古代エジプトの人たちの知恵や人間らしさが感じられるとても興味深いレポートになっていると思います。でも、ピラミッド内部の通路は基本的にどこも狭く傾斜があったり、天井が低かったりで常に中腰で移動しなければならないんですね。これが太ももと腰にくる(笑)!次の日は筋肉痛でした(笑)。

(イメージ)

重い石材の重量を軽減するための部屋
このような部屋が5層ある
壁に書かれた落書きのなかには
古代の人が記したものもある

ピラミッドの謎というのは、多くの人が関心を持っていると思います。今回は、壮大な歴史ミステリーというより、古代エジプトの人たちに親近感が持てるような内容になっています。河江先生は、常に遺跡や遺物の細部に注目しています。そして「これは人間のしたこと」という視点をとても大切にしていました。現在と古代エジプトの時代は、一見生活環境が激変していますが、実は本質的にはそんなに変わっていないし、まして人も変わっていないということですね。それは私も同感ですし、そういった視点で見るピラミッドもとても面白いんです。是非番組をご覧になって新たなピラミッドの楽しみ方を知って頂きたいです。

(イメージ)

これからの活躍も楽しみな河江肖剰先生

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