(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1269回
南インドミステリー紀行
海底に眠るセブンパゴダの謎を追え!

2013年4月13日 夜9時〜

今後もセブンパゴダの謎からは目が離せませんね。またこの伝説が残された南インドに興味を持たれた方も多いのでは?
ここでは担当ディレクターによる追加情報をご紹介します!

マハーバリプラムに眠る遺跡たち

番組内では細かくご紹介しきれませんでしたが、セブンパゴダ伝説が残るマハーバリプラムには、ほかにも豊富な花崗岩を利用した石窟寺院をはじめ、岩壁彫刻や石彫寺院などのヒンドゥー教建築物が、数多く残されています。その歴史的、文化的な価値から世界遺産に登録され、インド国内だけでなく世界中から大勢の人が訪れていました。

(イメージ)

訪れた誰もが見入らずにはいられない巨大で
繊細なレリーフ、ガンガーの降下

7、8世紀に作られたものが多く残るマハーバリプラムの遺跡ですが、それらの遺跡の一部は、19世紀になってようやく発見されたものです。ひとつの巨大な岩をくり貫いて作られたパンチャラタという遺跡は、それまでほとんどが砂に埋まっていたんです。

(イメージ)

パンチャラタの遺跡

考古学者のアローク先生によれば、この周辺を掘り続ければまだまだ興味深い遺跡が発見される可能性は高いとのこと。今後も地上と海底の調査が進めば幻の寺院、セブンパゴダの謎が解明される日も遠くないかもしれません。

女神信仰が息づくミーナークシ寺院

南インドの古都マドゥライに、古くから残るミーナークシ寺院は、巨大な塔門・ゴープラムがそびえ立つ様子が印象的ですが、夜になると行われるセレモニーも変わっています。それはこの寺院に祀られている女神ミーナークシのもとへ、夫であるシヴァ神が神輿に担がれて訪れるのです。しかもそれは毎晩行われます。男性の神が女性の神のもとへ通うなんて、この地ではいかに女神が大切にされているのかがうかがえました。

(イメージ)

ミーナークシ寺院の4つある巨大な塔門のひとつ。
神様がたくさんいてすごい迫力…

ミーナークシ寺院にある建造物はどれも素晴らしく、また多くの人々が祈りに訪れることから、一歩足を踏み入れると異世界へと誘われます。南インドを訪れる機会がある方はぜひ、行かれてみてはいかがでしょう?

外部サイトへリンクします