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第1263回
世界最深ミステリーSP
不老長寿の遺伝子を追え!

2013年2月16日 夜9時〜

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浜島 直子(はまじま なおこ)

1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で親しまれ、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。
特技は料理、ダイビング、ピアノ。5月7日に「はまじのはじまりA to Z」(集英社)を刊行。NHK総合「あさイチ」のほか、TBS「暮らしのレシピ」(土曜、午前9時25分〜)、BS-TBS「LEE Style+」(次回2月16日 土・13時〜)にナビゲーターとして出演中。
ミステリーハンターは今回で68回目(スペシャルの回は含まず)。

長生きしたい、しかも若く健康で在り続けたい!それは人類最大の願いであり、同時にその答えは最大のミステリーでもあります。そこで今回はミステリーハンターの浜島直子さんがイタリアにある長寿の村へ!長寿の遺伝子や寿命を決める要因についてレポートします。また宮地眞理子さんは、長寿遺伝子の解明や操作に、国を挙げて取り組むアンチエンジング大国アメリカへ!まずはそれぞれの取材の様子を聞いてみましょう。

テーマは不老長寿
浜島さんはどんな取材を?

私はイタリアの2つの場所でレポートしました。ひとつはイタリア半島の西に浮かぶサルデーニャ島の山間部の村、もうひとつは北イタリアのアルプスの麓に広がる湖畔の村です。サルデーニャ島の村には去年、「世界最長寿の兄弟」としてギネスブックに掲載されたご兄弟が暮らしているんです。実はこの村で、私たちもよく知っているある農作物と長寿の遺伝子が、深い関係にあることも分かってきたんですよ。

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サルデーニャ島の沿岸部は、夏にセレブが訪れる
ビーチリゾートですが長寿の村が集中するのは山間部。
長寿遺伝子が受け継がれてきた村と、他の場所との違いは一体どこに?

長寿の村で最初に発見したもの?

出発前、一足早く取材場所へ入っていたディレクターさんからのメールの中に、田舎の村でレストランもない素朴なところだから、食事は質素になるとありました。イタリアというとつい美味しい食事を期待しますが(笑)、でもそこは違う心積もりで長寿の村へ。ところが…、これがものすごく贅沢だったんです!食べたものといえば、取材先のご家庭で作られた無農薬の野菜サラダや自家製ハム、飼っている羊のミルクやチーズなどで、ひと言でサラダやチーズと言っても、素晴らしく美味しいんですよ。ワインももちろん自家製で、ある意味「高級レストランより贅沢!」という毎日に。

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サラミは水気があって生ハムのようだったとか…。
長寿の秘訣は美味しい毎日?

長寿のヒントが見つかる?

長寿の村の人たち自身からも、色んな発見があるんです。印象的だったのは「長生きの秘訣は?」という質問の答えでした。ほぼ全員の方が、それは神様が決めることで、医学的な研究が進んでもやっぱり秘訣などは分からないと…。ギネスブックに載ったご兄弟の長女で、もうすぐ105歳になるおばあちゃんはきれいな方で、娘さんに「それまで美人で元気で頑張って」と言われると、「私じゃなく神様にお願いしてね。でも私はいつお迎えがきてもいいのよ、うふ(笑)」とお返事されていました。

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世界最長寿としてギネスブックにも掲載されたご兄弟。
9人兄弟で写真は89歳から105歳までのみなさん

またそのおばあちゃんはよく冗談を言う方でしたが、ある時撮影カメラが、話し中のおばあちゃんの顔にぐっと近寄ると、おばあちゃんは黙ってじっとカメラのレンズを見たんです。笑ってもいなかったので「もしや気分を悪くされたのでは!?」と思ったら…、「あら、日本で私の恋人を探してくれるの?」なんて言われたことも(笑)。長寿の村ではそんな冗談で、本当によく笑ってましたね。だからきっと同じ出来事でも、捉え方によって大分違ったりラクだったりするのかも?私は「きれいでいたい!」とストイックに努力する美魔女も好きですが、長寿の村では本当の美しさって、笑うことなのかなって思ったりもしました。

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暮らしは昔ながら…。本当に村にはレストランが一軒もなかったそう。
というのも外食をする習慣はなく、チーズ、ワイン、オリーブ油、
ハム類、パンなどみんな自家製

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