2012年9月1日 夜9時〜
番組でもご紹介し、トップ賞の賞品にもなったトルコの伝統的なタオル、ペシテマル。トルコの方たちは、蒸し風呂・ハマムで使用するのが一般的ですが、アイデア次第でいろいろな使い方ができそうです。スタッフとミステリーハンターの中島さんも「お土産にいいですよ」とおススメの一品です。
■デザインはもちろん機能性にも優れたタオル
ペシテマルは、紀元前から今に伝わるトルコの伝統工芸品です。大きさは大判のバスタオルくらいあり、ハマムで使うときには身体を拭くだけでなく、大理石の床に横になり汗をかくときの敷物としても使います。値段は安いものだと1000円くらいからあり、高価なものは5000円以上します。大量生産のもの、職人の手織りのもの、デザインのシンプルなもの複雑なもの、また素材も100%綿のもの、シルクや竹などが入っているものといろいろあるので、それによって価格も違います。なかでも最上級とされているのが、番組でご紹介したブルダンのペシテマルです。
ブルダンは素朴な町で、取材中に日本の方は見かけませんでしたね(笑)。イスタンブールからは遠いのですが、人気の世界遺産パムッカレのある町から車で1時間くらいです。ご興味のある方は足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
日本でいう「タオル地」ではないタオルですが
だからこそいろいろな使い方ができそうです
■お土産に買ったという中島亜梨沙さんにお話を伺いました
日本人が見ると、タオル?と思ってしまうペシテマルですが、とっても肌触りがよく、吸水性にも優れています。ブルダンは、まさにタオルの町で、たくさんのタオル専門店があります。柄も豊富で、伝統的な柄から、ストライプやチェックといった親しみのある柄もあり、私もどれにしようかさんざん迷った挙句2枚購入いたしました(笑)。1枚はテーブルクロスに、もう1枚はストールにして使おうと思っています。ブルダンの専門店では、ペシテマルで作ったバスローブやエプロンなどの加工品もありました。そのまま使ってもいいですが、魅力的な生地でもあると思います。枕やクッションのカバーなどに合いそうです。
ブルダンのペシテマルは高級品ですが、現地で買うとかなりお得です。3〜5割引くらいでしょうか?他の町で売られているペシテマルの値段を見て少し驚いてしまいました(笑)。
「職人さんの見事な技も見させていただきました」(中島さん)