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第1240回
ヨーロッパの首都ベルギー
猫祭りに秘められた謎

2012年8月4日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうちかなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!103ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で257回目(スペシャルの回は含まず)。

ベルギーの小さな町で行われる猫祭り。取材したミステリーハンターの竹内海南江さんにお話を伺いました。

1万5千匹の猫たちの大パレード!

猫祭りが行われる町イープルは、首都のブリュッセルから車で1時間半くらいの所にある素朴で小さな町です。ですが3年に一度のお祭りの時には、町の人口を超える観光客が訪れます。猫祭りは、猫に扮した人たちがパフォーマンスをしたり、山車を引いたりするパレードなのですが、パレードをする人だけでも1万5千人。イープルの人口がおよそ3万5千人だそうですから、その盛況ぶりはご想像頂けると思います。

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参加するグループによって趣向が違う
猫の山車や踊りは見ていて飽きません

このパレードは、主に地元の方たちが参加していますが、国内外の人たちの参加も年々増えているそうです。簡単に言えば、猫に扮した人と猫の山車のパレードですが、単なる仮装行列ではなく、「人と猫の歴史」というテーマがあるんです。パレード全体の演出家もいて、それぞれのグループはこの日のために一生懸命練習をして猫祭りに臨んでいます。でも猫は、とても親しみのある動物ですし、子どもや若い女の子が扮すれば可愛いらしく、男性が扮すればユーモラス。思わず笑みがこぼれるような楽しいパレードですよ。

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自慢の衣装とメイクで…心も猫に!
いざ、パレードへ!!

参加した方にお話を伺うと、一度参加して面白かったからまた出場したという声がたくさん聞かれました。私もパレードを見ていたら楽しくて思わず飛び入り参加してしまったほどです(笑)。でもお祭りの歴史を辿ると、今の楽しく華やかなパレードに込められた想いは、猫とこの町の悲しい過去にあることがわかります。詳しくは番組でご紹介していますが、イープルの町の歴史に縁の深かった動物、猫を象徴とした平和、団結、弔いなどの祈りが秘められたお祭りなのです。

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太鼓のセッションにも飛び入り参加した竹内さん
ノッてきた!?

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