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スペインの東に浮かぶバレアレス諸島。マヨルカ、イビサ、メノルカの3島を訪れたミステリーハンターの岡田茉奈さんにその魅力を伺いました。

晴天日が年間300日以上！ヨーロッパ屈指のリゾート

気候のいい島のリゾートというと、南の島のような素朴な所をイメージしてしまいがちですが、バレアレス諸島は海や自然だけでなく街並みも美しく、とても洗練されていました。街を歩いていても写真を撮りたくなるような場所がたくさんありました。またマヨルカ島の大聖堂、イビサ島やメノルカ島の古代遺跡などの歴史のある建造物を見ると、バレアレス諸島は、本当に古い時代から栄えていたことがわかりました。

世界遺産の風景を満喫できる登山鉄道

マヨルカのソーイェル鉄道は、世界遺産に登録されたトラムンタナ山脈一帯の美しい風景をゆっくりと楽しめる登山鉄道です。車で行けば20分くらいの距離なのですが、登山鉄道は約1時間かけて山を通って行きます。マヨルカでは1000年以上前から、オリーブなどの栽培をしてきたそうですが、私の故郷、瀬戸内の風景とどこか似ていると思いました。瀬戸内には羊はいませんけど（笑）、山の斜面に広がるオリーブやオレンジの畑には懐かしさを感じました。

またソーイェル鉄道の列車は、とても可愛い木製の列車で、窓枠やシートも木でできていて、のどかな山間の風景にぴったりマッチしていました。