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第1198回
韓国開運紀行 人生に福をもたらす秘策

2011年8月20日 夜9時〜

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中島 亜梨沙(なかじま ありさ)

1982年12月22日生まれ。北海道札幌市出身。
宝塚歌劇団にて羽桜しずくの名で数々のヒロイン役を演じる。特技は、フルート、英語。趣味は舞台鑑賞と子供の頃から大好きだった読書。書店に入ると時間を忘れ2〜3時間経ってしまうことも。
オフィシャルブログは、「中島亜梨沙のセレンディピティ」。
ミステリーハンターは今回が初めて。

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今回「世界ふしぎ発見!」の舞台は今、芸能・スポーツ・産業などあらゆる分野で世界に躍進をしている韓国。間もなくテグで開催される世界陸上、そして2度目のオリンピック招致も決定し、その勢いは留まることがありません。そんな韓国に古くから根付いているのが今回のテーマ風水。もとは中国の考え方ですが、韓国にはいたるところで風水思想が息づいています。悪い'気'の流れを断ち、良い'気'を促すことで運気を高めていく風水。韓国では一体どんなところに風水の思想が現れているのでしょうか。ミステリーハンター初挑戦の中島亜梨沙さんにお話を伺いました。

初めてのミステリーハンターと韓国

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宝塚を退団してから、カナダに留学をしていたのですが、子供の頃から好きだった番組「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターに挑戦するために帰国しました。その願いがこんなにも早く実現できたのは本当にありがたく好運なことだと思っています。今までにない長期のロケや取材自体は、とても充実感があり楽しめたのですが、やはり番組をご覧になっている方たちに現場の状況を伝えるというレポート役に関しては難しく、何度も自分の力不足に落ち込みました。それでも取材をしているといろいろな発見があり、その面白さに元気づけられ、スタッフのみなさんに支えて頂きながら何とか取材を終えたという感じです。

韓国の印象は?

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街を歩いているとポスターや看板、ネオンなどの色が原色だったのが印象的でした。それも風水の考え方に則っているのでしょうか?とても鮮やかで韓国らしいと思いました。それから、若い女の子が足を出している確率が高かったです(笑)。流行ファッションということもあると思いますが、美意識が高いと感じました。きれいになりたいというより、美は善だ!くらい(笑)。化粧品やエステなど美容関係のお店の多さにも驚きました。未来のスターを目指す子供たちが通う芸能養成所へも取材に行ったのですが、女の子の場合は小さい頃から美脚になるように、母娘で努力してきたそうです。小学生の女の子が美しい女性になるために努力しているなんて聞くと凄いと思ってしまいますね。私なんて小学生の頃はまだ鼻タレでしたよ(笑)。

ソウルは街のいたるところがパワースポット

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日本でも風水は人気ですし、黄色が金運を高めるみたいなレベルでは生活に取り入れている方も多いと思います。でも韓国の場合、もっと生活の根本に風水の考え方が根付いているように感じました。単に運、不運を気にするというのではなくて、例えば親や年長者を敬うという儒教の精神と同じように、韓国独特の考え方として受け継がれてきているのだと思います。とても驚いたのは、ソウルの中心に流れているチョンゲチョンという川のエピソードです。その川はいい'気'が満ちているということでたくさんの人が散歩をしています。でもチョンゲチョンは都市開発の際に蓋をして40年間その上に高速道路が通っていました。けれどイ・ミョンバク大統領がソウル市長をしていたときに、この川は悪運を流す大切な川だからと、わざわざ高架道路を撤去してまで、川を復活させたそうです。

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台風や豪雨のときに大きな被害が出るという理由なら理解できますが、開運のために大都会の中心部で高架道路を撤去するほどの大規模な整備をするなんて日本人の感覚だと信じられない!ですよね。今その決断は、大統領の英断と称されています。ソウルは一見世界スタンダードな大都市ですが、高層ビルにも風水の仕掛けがあって、いい'気'が集まる所がカップルに人気の名所になっています。風水的な見方をすると強力な'気'に満ちた街なのだそうです。日本でパワースポットと言われている所は、自然の中や、由緒ある神社みたいないかにも神聖な所が多いですが、ソウルではとても近代的な建物の一部だったりするところが面白かったです。

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