(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1196回
世界の両さんを探せ!! 世界三都市ポリスストーリー

2011年8月6日 夜9時〜

イメージ

竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!104ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「かなな共和国」
ミステリーハンターは今回で250回目(スペシャルの回は含まず)。

(イメージ)

今回「世界ふしぎ発見!」のテーマは警察官。私たちの生活圏での活動が多いことから日本では‘おまわりさん’と呼び親しまれています。市民が安全で安心して暮らせるようにありとあらゆる活動をしている警察官の方たち。道案内から逃げたペットの保護までその仕事は多岐にわたります。そして世界には、日本人からみてちょっとユニークだと感じる警察官の仕事があると言うのです。アメリカのニューヨーク、フランスのパリ、イタリアのローマの3都市を訪れ、その国ならではの警察官の仕事を探ってきたミステリーハンターの竹内海南江さんにお話を伺いました。

アメリカの警察官は魅せてくれる!?

(イメージ)

警察官の方はいつもそれとわかる制服を着ていて、気軽に声をかけられる親しさがあります。今、日本の街や都市部では、あまりにも人口が多く派出所もたくさんあるので、管轄内の人と顔なじみという警察官は少ないと思いますが、それでも名物おまわりさんがいたりしますよね。今回アメリカでお会いしたのもまさに名物おまわりさんのトニーさんです。彼は一時期アメリカ中で流行した、踊りながら交通整備をするというダンシング・ポリスとして最初に注目された方の一人なんです。すでに警察官としては現役を退かれていますが、今もまだ交差点で軽やかに踊ってドライバーや道行く人を楽しませてくれています。ニューヨークのような大都市の交差点で交通整備をするのは、本当に大変だと思います。

(イメージ)

そんな過酷なお仕事を、自ら明るく楽しくしておまけに周りの人たちも楽しませてしまう。凄いなぁと思います。でも最初は上司に見られないようにこっそりしていたそうですけど、マスコミに取り上げられて大好評で許可してもらったそうです(笑)。そんなところもアメリカらしいですね。でもトニーさんの素晴しいところは、決して本末転倒していないところです。彼のダンスはユーモラスで行き交う人たちを和ませてくれるのですが、それだけが特徴ではなく誘導のサインがとてもわかりやすいことでも知られているんです。街の安全を守ってくれる頼もしいダンスパフォーマンスなのです。

フランスの警察官はアスリート系?

(イメージ)

日本ではローラースケートというと子供の遊びというイメージがありますが、フランスでは大人にも人気のレジャースポーツなんです。天気がよければ毎週のようにローラースケートマラソンが開催されるほどです。そんな国だからこそ生まれたのが、フランスのローラー部隊です。もとは1998年のサッカーのワールドカップが開催されたときにできた部隊なのですが、細い路地が多いパリでローラースケートはとても小回りが利くので、今では重要な警備でも活躍しています。ローラースケートマラソンの警備などもそのひとつですが、各国の首脳がパリで会議を行うときの警備やテロ対策などの任務も担っています。部隊名を聞くとなんだかほのぼのしていますが、文武両道の精鋭、エリート警察官なんですよ。ワールドカップでは、開会式でデモンストレーションをしたほどですから、みなさんのスケート技術はアスリート級です。

(イメージ)

アスリート系部隊は他にもあって、器械体操部隊という部隊もあります。この部隊もオリンピック選手を輩出するほどの実力派。主にキャンペーンなど啓蒙活動をしているそうです。日本でも有名アスリートは憧れの存在で、その言葉にはとても影響力がありますからとても有効な活動になっていると思います。

外部サイトへリンクします