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第1176回
スイス絶景紀行
知られざる冬のアルプス

2011年2月19日 夜9時〜

街中だけでなくゲレンデにも自転車が!?

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ヴェロゲメルといって、本当に自転車みたいな形のソリなんです。私もヴェロゲメルの名人、クリスチャンさんの後について滑ってみました。でも最初、「じゃあ僕の後に付いて来て」と滑りだしたクリスチャンさんは、足を付かないで行ってしまったんですよ。だから私も「そういう乗り方なんだな」と真似をして、足を付かずについていくと…、ものすごい加速!?クリスチャンさんを追い越すくらいスピードが出ちゃったんです。「止まりたい時は足を付く」と聞いてはいましたが、あまりの加速にそれがすっかり頭から飛んじゃって(笑)。そして猛スピードのまま無理やり迂回したら見事に転倒!振り返ったクリスチャンさんは、そこにいるはずの私がいないから「あれ、三佳がいない…。え?なんであそこでコケてるんだろう?」と、かなり不思議だったと思います(笑)。でも足をちゃんとつけるようになったら、並んで滑れるようになってとても楽しかったです!

冬のグリンデルワルトの必需品?

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ヴェロゲメルは駅周辺でも見かけて、電車に持ち込んで降りたらまた乗って移動する人も。見た目よりずっと軽くて、女の人でもひょいと担いで肩にかけられちゃうから、持ち運びにはいいみたいです。そんなアルプスならではの光景も素敵でした。また結婚記念日やお誕生日に、ヴェロゲメルに名前を彫刻してプレゼントしたりもするそうですよ。割と高価なもので、グリンデルワルトの人にとっては、贈られるととても嬉しい逸品だそうです。

大自然のスケール?人々のパワー?
アルプスに抱かれた街で満喫したのは…?

素朴な街グリンデルワルトが、アルプスのそうそうたる山にバン!と囲まれているスケール感、それはもう…「ずっとここにいてもいいかな」と思ってしまうくらい、心が洗われるというか、「美しいな〜」と思いました。今回体験したこの場所ならではのソリや遊びには、アルプスに抱かれた町にしかない魅力がいっぱい詰まっていると思います!グリンデルワルトには家族連れの観光客も多くて、小さい子もソリに乗ったりスキーをしたり、ホテルに帰ってチーズフォンデュを食べる様子は、ホントに楽しそうでアルプスを満喫しているのが伝わってくるようでした。

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また日常の中で雪が邪魔者になっていないように見える、地元の人たちの自然の受け入れ方、過ごし方もすごく素敵でした。ロケの時に、公衆トイレが温かくて感動しちゃったんですけど(笑)、実際、グリンデルワルトの暮らしに触れてみると、不便さは感じなくて温もりを感じることが多かったです。その一方、100年前に作られたアルプス山頂に行ける登山電車、ユングフラウ鉄道に秘められたドラマや、魔女滑りレースから見えてくる、スイスの人たちのパワーも見所です!ユングフラウ鉄道のレポートでは、終点の駅から標高3571mの展望台に出た時、アルプスの大パノラマを目の当たりにした感動だけではなくて、その場所に鉄道を敷いた労働力にも同時に圧倒されました! スイスは春や夏に訪れる人も多いですが、今回は冬の楽しみも本当に尽きないと思いました!夏に訪れた時の様子が全く想像出来ないくらい(笑)、冬のアルプスを存分にレポートしています。ぜひその様子をご覧になって欲しいです。

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