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JAPAN Youth部門 審査員長 発表
2016.07.08
今回、JAPAN-Youth部門の運営に加わっている安藤勇作(18)さんをYouth部門の審査員長に任命しました。
これまで、10代の監督がつくった映画だけを上映する映画祭「10代の映画祭」オーガナイザーとして、いくつもの映像作品を見てきた安藤さんが、若者の視点で作品選考にあたります。
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安藤さんのコメント
DigiCon6 ASIAはこれまでも、年齢不問を応募資格として掲げてきた映像コンテストです。しかしなぜ近年になって「Youth」と冠した部門が新たに生まれる事となったのか。それはまさに、この言葉の持つ意味にあるのではないかと僕は思っています。
“youth”という単語には「若さ」という意味ももちろんありますが、活気に溢れる若々しさや新鮮さ、未熟さなど様々な意味を持っています。これこそがまさに、私たち”Youth”にしかない武器なのではないでしょうか。
2010年代に入り、撮影機材や編集ソフトなどの進化によって「映像を作る」という行為はこれまでよりも格段に簡単になり、年齢や国籍を問わない、とてもオープンなフィールドになりました。だからこそ私たちは他人との差別化を図っていかなければいけません。他人を真似ることでも映像は作れます。しかしそれは、本当の意味で「新しい作品」を作ったと言えるでしょうか?
「映像はこういうものだ」という監督がよくいます。しかしそれはその人に限った価値観であり、みなさんがそこに縮こまる必要は全くありません。自分の考えたアイデア、自分にしかない感性、そして今しか持つことのできない”youth”の力から生まれる、本当の意味での「新しい」作品をお待ちしています。
Youth部門 審査員長 安藤勇作
(10代の映画祭主催)