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18th DigiCon6 ASIA キービジュアル発表
2016.06.30
第18回DigiCon6 ASIAのキービジュアルが決まりました。
デザインの経緯や狙いなどについて、デザインを担当したクリエイターにインタビューしました。記事をご覧ください。
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第18回DigiCon6 ASIAのキービジュアルは、TBSビジュアルデザインセンターの梅澤智仁(46)が担当した。
梅澤のアニメ最新作は、BooBo&Boonaが不思議な世界を巡る自社スポットCM。シリーズで5話までオンエアされ、もうじき6話で終わるという。
絵を描くのが好きで、大学ではグラフィックデザインを専攻、卒業後は、3DCG制作会社「笹原組」(現在の株式会社アニマ)で働き、モデリングを担当した。
現在は、番組のオープニングなど、2D、3Dで描く。「王様のブランチ」や「木更津キャッツアイ」のCGも担当している。
今回の作品は、自社CMの世界とDigiCon6 ASIAがつながったところに、新たな冒険とチャレンジの世界を描いてみせたという。梅澤は、デザインに込めた思いを多くは語らない。それは、見る人が判断してもらえればいいと考えいてるから。デザインの中には、『ナゾ』という黒い影や『モコモコ』という浮遊物もひっそりと描かれている。このデザインの主人公でもある、『デジー』(DigiCon6 ASIAのマスコット)でさえ、目立たない。
(苦労したのはどんな点ですか)
梅澤「技術的には、全て手書きで書いたものを3D空間上に配置して一枚にしています。花の数の分、実はパーツがある。よく見ると同じ花ですが、傾きを変えたり、少しずつ変えている。3D上にあるので、視点を変えることができ、将来のカメラアニメーション制作には役に立ちます」
(仕事をやってて良かったなあと思うのは?)
梅澤「見てくれる人が喜んで、驚いたりするのを見ると嬉しいですね。」
(逆に、つらい点は?)
梅澤「仕事になると、自分がいい悪いではなく、番組が必要としている中でなるべくいいものを作る。自分のやりたいこととは違うのだけど、そこは仕事なので割り切ることが必要です」
(フラストレーションは溜まりませんか?)
梅澤「溜まりますけど、時々こういう仕事が来るので。(笑)」
ポスターやチラシは、今は動かない。たくさんの隠された秘密が梅澤の手によってやがて動きだし、11月19日、東京・丸の内の大スクリーンに踊ることだろう。
(どんなアニメーションになるのか。)
梅澤「カーニバルでお祭りしているイメージですかね。デジーもブーブ&ブーナも、そして応募者も、いろいろなスポット空間を巡り冒険しながら、最後はカーニバルで終わる感じで」