日本一周 きわめびと名鑑

2015年1月30日(金)の放送内容


本日訪れた場所

新潟県三条市

三条市は、新潟県のほぼ中央に位置し、上越新幹線や北陸自動車道、国道8号、289号、403号などの交通網が整備されています。また、国道289号の福島県境区間は八十里越と呼ばれ、将来は福島県まで開通することとなっています。
 当市の北西部は日本一の大河・信濃川の沖積平野となっているほか、清流・五十嵐川が横断しています。また、下田地域の東部、福島県境までの国有林一帯は越後三山只見国定公園、奥早出粟守門県立自然公園に指定されており、豊かな森林資源に恵まれるとともに、流れ出る豊富な水は近隣市町村の水源にもなっています。
世帯数35,353世帯 / 総人口101,775人
(H26.12月末現在 三条市HP)

本日のきわめびと

本日は「刃物作り」のきわめびと 伝統工芸士 日野浦 司さん(56歳)

自分で鉄に鋼をつけ、叩いて伸ばして作る高度な技術
伝統的工芸品「越後三条打刃物」の職人。
刃物の仕上げ、研ぎ作業も自ら手作業でおこなうという職人の刃物は、
日本のみならず、海外からも高く評価され、
イタリアやドイツなどの刃物メーカーと契約し、輸出されている。

そこには”きわめびと”ならではの技が!
その卓越した技とは!?

旅のこぼれ話

伝統的工芸品「越後三条打刃物」は、江戸時代の前半、新田開発が行われたことに伴い「鉈」「鎌」「鍬」など農具を中心とした刃物製造が発展したことから広まったそうです。
三条市の刃物工房では、生産量は減ったものの、今でも、包丁やナイフだけではなく、「鉈」や「鍬」などが作られているそうです。
日野浦刃物工房(きわめびとの工房)は、昔は「鉈」を中心に作る工房で、今でもその伝統を受け継ぎ、作り続けている。

(写真)

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きわめびとの日野浦さん、ドイツで開かれる世界最大の消費財見本市
「フランクフルト・メッセ・アンビエンテ」に@年前から「越後三条打刃物」を出展。
最初は「ダメもとでも、精一杯やろう」と、展示会場で外国人相手に、英語と三条弁で積極的に説明。展示会終了後には、「作っているところが見たい」と数社が三条の工房を訪れ、ドイツやイタリアの会社との取引に結びついたそうです。

(写真)

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