日本一周 きわめびと名鑑

2015年1月26日(月)の放送内容


本日訪れた場所

長野県茅野市

茅野市は長野県の中部やや東よりに位置する諏訪盆地の中央にあり、東は八ヶ岳連峰を境として南佐久郡、佐久市に接し、北は大河原峠、蓼科山、大門峠等により北佐久郡、小県郡に接し、西は諏訪市に、南は富士見町、原村に、西南部は杖突峠等によって伊那市に接しています。
八ヶ岳火山列は富士山に次ぐ広大な裾野をもち、茅野市はその西側北半分を占めています。諏訪盆地平坦部の南部標高770メートルから1,200メートルにわたるゆるやかな裾野には多くの集落、耕地が展開し、市民生活、産業、文化等の基盤となっています。

世帯数22,284世帯/総人口55,617人
(2014年11月4日更新 茅野市HPより)

本日のきわめびと

本日は「寒天作り」のきわめびと 小池隆夫さん(69歳)
アルプス印 イリイチ寒天 3代目社長
長野県寒天水産加工業協同組合 組合長


江戸時代から伝わる、昔ながらの天然製法を
ひたむきに守り続ける数少ない職人の1人。

寒天の原料、テングサやオゴノリを直径3mの大釜で煮て溶かし、
これをこして冷やし固めると、寒天のもととなる「ところてん」に。
角切りして屋外に手作業で並べ、一晩置くとカッチコチの凍った状態に。
昼間は天日干し、夜はまた凍る。これを2週間くり返すと棒寒天が完成。

そこには”きわめびと”ならではの技が!
その卓越した技とは!?

アルプス印 イリイチ寒天
住所:長野県茅野市宮川3772
電話:0266-72-3038

旅のこぼれ話

若い世代に寒天をもっと食べてもらおうと、小池さんを中心に
寒天製造業者のおかみさん達が、寒天料理の新しいレシピを開発している。
おすすめは… 棒寒天を細かくちぎって、水で戻して、食べる直前に、
「お味噌汁」や「スープ」、「サラダ」などにそえると
コリコリとした食感が残って美味しくいただけるそうです。

(写真)

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12月〜2月の3か月間(農閑期)に、寒天作りの作業は毎日くり返される。
人手が必要なため、この時期だけ手伝いにきてくれる助っ人
「天屋衆」と呼ばれる人たちが20名ほどいる。約20年間、メンバーはほぼ同じ。
寝食を共にし、この時期限定の大家族が誕生するという。

(写真)

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「あさチャン!号」紹介

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