特集

2019年08月29日(木)

ストリートピアノ第2弾 in 神戸

商店街や駅などの公共空間に誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」が全国各地で広がっています。人々をピアノの音が和ませ、町に賑わいを生み出すストリートピアノ。
今回は神戸の街で様々な思いと出会いました。

全国各地に広がるストリートピアノ

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2008年 イギリス・バーミンガムで始まったストリートピアノ。
現在では日本でも神戸を始め、全国に50カ所以上設置されています。

ストリートピアノを弾く理由とは?

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兵庫・神戸駅近くにある「デュオ神戸」の広場に設置された1台のピアノ。
多い時には1日100人以上の人がピアノを弾き、中にはバイオリンやフルートなど、様々な楽器と合奏されることもあります。
このピアノには、弾く人一人一人の思いが込められていました。

場所:デュオ神戸
住所:兵庫県神戸市中央区相生町3丁目2-1
TEL:078-351-6000
演奏可能時間は6:00〜23:40

“京都アニメーション”を思い…

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7月21日、ストリートピアノを弾きに来たのは栗原圭一さん
この日弾いた曲は、アニメ「けいおん!」の“ふわふわ時間(タイム)”と「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」。
3日前に起こった≪京都アニメーション放火事件≫の犠牲者への追悼の思いが込められていました。

ストリートピアノの音が好きで

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週に3日も通うという土井昭夫さん、ピアノは3年前に始めたばかり。
このピアノの音が一番好きだという土井さんは、自分でピアノを拭くためのお手拭きをいつも持ち歩いているといいます。

震災の記憶が残るピアノ

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歌詞を口ずさみながらピアノを弾くのは武友満利子さん
実はこのピアノ24年前に震災にあった市内の幼稚園で使われていたピアノで、当時武友さんはその幼稚園の先生でした。
楽しい思い出や悲しい思い出、色んな思いを胸に曲を奏でていました。

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