私の家政夫ナギサさん

インタビュー interview

田所優太役 瀬戸康史さん 田所優太役 瀬戸康史さん

Q. 台本を読んでの感想

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あっという間に読み終わってしまいました。それだけ集中できる、没頭できる台本でした。「次どうなっちゃうの!?」と毎回ワクワクするような作品ですよね。
原作もそうですが、すごくテンポもよく、楽しかったです。

Q. このドラマの魅力

プロデューサーも言っていましたけど、“大きな事件が起こらない”そこが魅力じゃないでしょうか。やっぱりドラマだと、すごいことが起こるのが普通じゃないですか。でも、このドラマはそんなに大きなことは起こらず、日常を切りとっている作品。すごくリアリティがあって、観ている方の日常に溶け込みやすいところが魅力だなと思います。

Q. 演じる役柄について

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僕が演じる田所優太は、製薬会社のMRのエースという立ち位置。非の打ちどころがないというか…今のところ、仕事も人間性も完璧と…今のところ…今のところはそうです(笑)。だって僕も最初は疑いましたよ!「こんな完璧な人がいるのか!?この人の笑顔には裏があるんじゃないか!?」と。それで何度かプロデューサーに「これは裏がないですか?」と聞きましたが、「ないですよ」と言われました(笑)。ないらしいですよ!
“今のところ”なので、今後どうなるか、楽しみにしていただけたらと思います。

Q. ご自身と田所の共通点

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メイちゃんもそうですが、周りの評価で苦しむことはありますね。
僕自身、若い頃は「可愛い」と言われていましたが、「可愛いって嫌だな」と思っていた時期もありました。だから田所も、エースとか完璧な人間だと思われることを、もしかしたらプレッシャーに感じているのかもしれないですよね。

Q. MRという職業

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MRという仕事は一般的にはメジャーではないのですが、MRの方がドラマを観てくださって「それそれ!」と思ってもらえるような細かいポイントがたくさんあると良いなと思って演じています。
MRというお仕事は、ものすごく大変です。薬もどんどん新しく変わっていくし、病院の先生たちが何を求めているかも察知しなければならない。情報だけではなく、人を見る目のようなものを持っていないと出来ない仕事だと思いました。今回、MRとして働く役をいただいたので、本物のMRの方とお話をする機会があり、「本当に大変なお仕事ですよね」とお伝えしたら、「全然大変じゃないですよ!」とおっしゃっていて、“大変”のラインが全然違うというか、本当に努力されている方たちなんだなと実感しました。

※MR(Medical Representatives)とは製薬会社に勤める医薬情報担当者のことです。 医療用医薬品の専門的な知識を有し、適正な使用と普及を目的に安全性や有効性、品質等の情報を医師や薬剤師などの医療従事者へ提供します。 また、医療現場から副作用情報や有効性・安全性に関する利点・問題点などについてヒアリング等を行います。MRが得た情報は、自社にフィードバックされ、薬剤の改善や新薬の開発にも役立てられます。

Q. ご自身が得意な家事・苦手な家事

基本的にはめんどくさがりではありますが(笑)、この自粛中に、料理とか洗濯含めた家事を毎日やっていると、ちょっと楽しくなってきました。その中でもお風呂掃除が好きです。水垢とかが綺麗になる様子は、本当に気持ちが良いですね。
あとは…先日、家で焼肉を作ったのですが、どうしても焼肉の匂いが部屋に残りますよね。そういうときは“壁を拭くと良い”とネットで調べまして、壁とか天井とか、煙がついたと思うところを拭いてみたら、本当に匂いが残らなくなるんですよ。これは驚きました。
家政婦さんだと、そういうテクニックをたくさん知っているんでしょうね。

Q. ナギサさんのような
家政夫さんがいたら…?

毎日朝から晩まで仕事をしていると、家に帰ってご飯があったり、次の日のお弁当まで用意してくださるというのは、仕事の効率にも繋がるし、気持ちも幸せになれるし、いいことしかないですよね!

Q. 疲れて帰ってきたとき、これがあると嬉しいなと思う料理は?

なんだろう…。この前、サバの味噌煮を作ったんですが、焦がしてしまって(笑)。なので、サバの味噌煮、食べたいですね。そういえば、焦げた鍋って、こすっても焦げがとれないですよね?そういうときは、重曹を鍋にいれて沸騰させると、焦げが魔法のようにとれるんです。驚くくらい!ぜひ試していただきたいです。…これもネットで調べたんですけどね(笑)。

Q. 瀬戸さんから見る相原メイ

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僕は好きです。頑張っていると言うと、上から目線になってしまうかもしれませんが、一生懸命な女性って惹かれます。それは仕事でもいいし、趣味でも。一生懸命やっている姿は、とても魅力を感じますね。でも…5個も同じリモコンを買っているというのは「メイ!!」ってさすがになりました(笑)。
メイも出来る女の子なんですよね。やろうと思えば。ですけど、仕事も忙しいし、チリも積もれば山になるじゃないですけど、一日サボっちゃうと…すごいことになっちゃうんですよ(笑)。
でも、共感する方が多いんじゃないでしょうか。だって、帰ってきたらソファに服を脱ぎ捨てたいですもんね。

Q. 多部未華子さんについて

多部さんとは昨年の冬に舞台で共演しましたが、同い年なので、そのときからとても話しやすかったです。前回から日にちもそんなに開いてないので、壁もなく、すごくやりやすいです。
多部さんは媚びない人。すごく自然体の方なので、ブレない姿勢は本当に尊敬します。
普段は、「瀬戸くんに任せます!」とか、頼りにしてくれているので「ありがとうございます」って思っています(笑)。

Q. 大森南朋さんについて

大森さんと一緒のシーンがなかったので、一話を観て「こうやって演じていたんだ」と、たくさん笑いました。イメージでは、家政婦さんというと、アンドロイドのような無表情を想像していましたが、「あちゃー」みたいな顔もしていてすごくチャーミングでしたよね!
大森さんご自身も可愛らしい人なので、すごく大好きです。

Q. 視聴者の皆さんにメッセージ

火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』は、お一人で観ても、家族で観ても、大切な人と観てもリラックスが出来る、癒される作品になっています。力まずに、楽しんで観ていただきたいなと思います。僕が演じる田所の今後の行方にも注目していてください。

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