過去の放送
- 2012年7月1日放送
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- BS-TBS:7月5日よる11:00〜
- TBSニュースバード:7月7日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
年商50億!革命的な“農業経営”でニッポンを元気に!
〜旬の野菜を365日提供 世界に誇れる日本の農業復活へ〜
- ドリームメーカー:
- 農事組合法人「和郷園」 代表理事/
木内博一 さん
『日本の農業はもっと世界に誇れるはず。農業を復活させて日本を元気にしたい!』
“儲からない、若者はやりたがらない”、というこれまでの農業に対する概念を覆す生産者たちがいる。千葉県の農業団体「和郷園」。グループ全体での年商はなんと約50億!契約農家90戸の年収は、全国平均の2倍近く。さらにその多くは、40代以下という若さだ。この和郷園を率いるのが木内博一、44歳。
木内の哲学は『作物を作るうえで、見るのは畑ではなく“消費者”』。徹底して消費者のニーズを分析し、消費者が求めるものを“農協を通さず”に、産地直送で契約スーパーに届ける。生産から流通まで自分たちで責任を持つのだ。大胆かつ柔軟な発想力と即実行する行動力で、農業経営に挑む木内。その手法は、例えば、市場調査で消費者が『甘いトマト』を求めていると知るや、特殊なフィルムを使う最新式の栽培方法を即、採用。高糖度トマトの安定供給を成功させた。また、独自の冷凍加工工場を設立し、旬の美味しく栄養価が高い野菜を、365日提供することを実現。さらに、キズや変形で市場に出せない野菜も、すべて手作業で均等にカットしてパック詰めすることで、収穫物を1個たりとも無駄にしないシステムを作り上げた。
農家の長男として生まれた木内。両親は年中休み無く働いたが、一家の年収は約300万円、母親が自由に使えるのは月わずか2,000円だった。それをも自分のために使い、育ててくれる母・・。『おふくろに給料を払ってあげたい―』 木内はその時、誓った。『日本の農業を変えてみせる』
『儲かる農業が目的ではない。誇りを持ち何代にも渡って続けられる農業にすること』今回、撮影が初めて許可されたハウス野菜施設。木内は千葉大学との共同開発で、“これまで不可能”とされたある野菜作りに挑む。さらに、千葉だけではなく全国に第二、第三の和郷園を生み出そうと動き出した。“ニッポンの農業復活”に全てを捧げる男の夢を追う。
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