『被取締役(とりしまられやく) 新入社員』テレビドラマ撮影現場レポート#4
なんと原作者の安藤祐介さんが俳優に転身!?
ドラマの中で原作者の安藤祐介さんがエキストラ出演されたのです
3月某日、緑山スタジオの撮影現場に安藤さんが(遊びに?いいえ、陣中見舞いに!)来てくれました。大曲エージェンシーのセットを見学し、「細かい所まで作りこまれていて、見るものすべてが新鮮ですね。」と感激していた安藤さん。そこに突然…松原プロデューサーから、「大曲エージェンシーの社員として、エキストラ出演してくれませんか?」と、なかば強制的な!?一声が…
「えっっ!?」と、思いがけない一言に一瞬、ビックリした表情でしたが、「ぜひお願いします」と、むしろ積極的にOKを。
早速、リハーサルで立ち位置や演技指導を受け、いざ!本番へ。
初めてエキストラを体験した安藤さんは「すごく緊張しましたが、いい思い出になりました。」と、無事撮影を終え、ホッとした表情をみせてくれました。
信男と沙紀のラストシーン&クランクアップ
「ストップいじめキャンペーン」という、チームにとって最も大事なプレゼンの場で、史上最大のドジをしてしまった信男。
第一制作みんなのチームワークで作り上げたものが、一瞬にして「パァー」に。
そんなトラブルメーカー・信男を、最後にみんなが、仲間の一員として認める…
辞表を出した信男を見送るシーンでは、クランク・アップを目前にした最終撮影の緊張感に加え、ドラマ上、とっても重要な場面でもあったので、キャストの皆さんも集中した様子でした。これまではNGがあっても笑ってツッコミあう和やかな現場でしたが、このシーンだけは、信男の再出発を祈る熱いエールを、少ない言葉のなかに込めようと、皆さん静かに気持ちを高めていました。
そんななか、信男を見守り続けた沙紀とのラストシーン。自席の整理でダンボールに詰める信男の持ち物は、ボールペン1本だけ。
思い返せば、部屋の隅へと追いやられた信男に、隣りの沙紀がボールペン1本を支給した頃から、2人の距離は少しずつ縮まっていきました…。
そんな二人の結末は…?OAをご覧の皆さんなら、もうおわかりですよね!!
あふれ出る第一制作メンバーの思いに、それを受け止める信男の姿に、そして、集中してそれを演じる出演者の姿に、ジンと胸を熱くしたスタッフたち。「もう終わってしまうのが信じられない…」との声が漏れてきて、本当に名残り惜しそうでした。
明日から、4月ですね。Webスタッフは、信男のように「誰かのために頑張る」皆さんを応援し続けます!皆さん、ぜひBBSに感想をお寄せください。
またどこかで鈴木信男 羽ヶ口信男を見かけたら、ぜひ!ご声援くださいね。