1980年6月1日に行われた具志堅用高のV12戦、WBA世界Jr．フライ級タイトルマッチ「具志堅用高×マルチン・バルガス」。“V13”という国内最多防衛記録を打ち立てた、世界のカンムリワシ具志堅のV12戦およびV13戦、WBA世界Jr．フライ級タイトルマッチ「具志堅用高×ペドロ・フローレス」の一戦をダイジェストで送る。
【対戦カード】
●WBA世界Jr．フライ級タイトルマッチ
王者：具志堅用高（協栄）×挑戦者：マルチン・バルガス（チリ）

【開催日：1980年6月1日 高知県民体育館】
挑戦者はフライ級で3度、世界に挑んでいる強豪バルガス。だが彼も具志堅の敵ではなかった。具志堅はこの試合で12度目の防衛を果たせば、当時の最多防衛記録を打ちたてることになる。試合は前半に具志堅が描いた青写真通りに展開した。初回からバルガスの大振りパンチが空を切り、サウスポー具志堅の左ストレートがヒットする。2Rにはワンツーを空振りするバルガスに、右のフック。さらにボディ攻撃まで冴え渡る。

【対戦カード】
●WBA世界Jr．フライ級タイトルマッチ
王者：具志堅用高（協栄）×挑戦者：ペドロ・フローレス（メキシコ）

【開催日：1980年10月12日 金沢市実践倫理会館】

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