広島東洋カープが初優勝を果たしたこの年は、布施明の歌う「シクラメンのかほり」が大賞を受賞。受賞の際、ギター片手に心を取り乱しながら歌う姿が視聴者の感動を呼んだ。最優秀新人賞は、細川たかし「心のこり」。新人らしからぬ度胸と見事なこぶし回しは絶品。そして企画賞は「アンタあの娘のなんなのさ」というフレーズが流行語にもなったダウンタウン・ブギウギバンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が受賞した。※注：ダウンタウン・ブギウギバンドは出演なしまた石原裕次郎が、20年間の精力的な芸能活動と、数々のロングヒットを樹立した歌手活動が高く評価され特別賞を受賞した。

【歌唱賞】
「私鉄沿線」（野口五郎）
「人恋しくて」（南沙織）
「花車」（小柳ルミ子）
【大衆賞】
「十七の夏」（桜田淳子）
【新人賞】
「ロマンス」（岩崎宏美）
「夜の訪問者」（小川順子）
「美しい契り」（片平なぎさ）
「雨だれ」（太田裕美）
【作詩賞】
「乳母車」（菅原洋一）
【作曲賞】
「下宿屋」（森田公一とトップギャラン）
【編曲賞】
「空飛ぶ鯨」（ちゃんちゃこ）
【企画賞】
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」（ダウン・タウン・ブギウギ・バンド）（※本人たちの出演なし）
【特別賞】
島倉千代子、フランク永井、田端義夫、石原裕次郎

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