牧瀬里穂主演。西伊豆の海辺の町を舞台にひと夏を過ごす少女たちを描く青春映画。原作は吉本ばななのベストセラー小説。生まれつき病弱な少女・つぐみ役には牧瀬里穂。抜群のきらめきを放つヒロインを透明感たっぷりに演じきる。牧瀬の相手役には真田広之。中嶋朋子、白島靖代らが共演。監督、脚本は市川準。1990年作品。

【ストーリー】
生まれつき身体が弱く、甘やかされて育ったつぐみ（牧瀬里穂）はわがままな18歳の少女。死の恐怖と背中合わせの日常のせいか、不思議な生命力を持っている。東京で大学に通っていたまりあ（中嶋朋子）は、つぐみと姉の陽子（白鳥靖代）に招かれ、高校までを過ごした故郷の西伊豆へ渡る。小さな港町で穏やかな夏の日々を送る3人の少女。そこに恭一（真田広之）が現れる。運命の出会いのように巡りあったつぐみと恭一は自然にひかれあっていく。

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