映画『NANA』の続編にして感動の完結編。『NANA2』では、ナナにはバンドのメジャーデビュー、奈々には妊娠というドラマが待ち受けている。その成長の過程で次第にすれ違っていく二人…。彼女たちを待っているのはハッピーエンドか？ それとも悲劇の結末か？ キャストも一部リニューアルし、ナナ役の中島美嘉、タクミ役の玉山鉄二、ノブ役の成宮寛貴らはそのままに、奈々（ハチ）役を市川由衣、ナナの恋人・レン役を姜暢雄、そしてバンド仲間のシン役を本郷奏多が新たに演じた。 主題歌「一色（ひといろ）」はGLAYのTAKUROが手掛け、スケール感あふれるドラマティック・バラードが生まれた。映画のクライマックスとなる新宿アルタ前でナナが魂を込めて歌い上げるブラストのゲリラライブシーンにも注目。
【ストーリー】
同い年、同じ名前の大崎ナナ（中島美嘉）と“ハチ”こと小松奈々（市川由衣）。東京での二人の共同生活は順調に進んでいた。彼氏にふられたハチを励まそうとナナは彼女のあこがれるバンド“TRAPNEST（トラネス）”のタクミ（玉山鉄二）との出会いをプレゼントする。その一方でナナのバンド“BLACK STONES（ブラスト）”のギタリスト・ノブ（成宮寛貴）もハチにほのかな思いを寄せていた。
そんな折、仕事をクビになり落ち込むハチは、偶然街中でタクミに出会い一夜を共にした。あこがれの芸能人と関係を持ちつつも、そのあいまいな関係に後ろめたさを感じていたハチはそのことをナナにも言えずにいた。ナナは大手音楽会社から声が掛かり、ブラストのデビューへの道のりを歩み始め、恋人のレン（姜暢雄）と過ごす時間を削って日々バンドの練習に打ち込んでいた。

続きを読む