草刈正雄演じる弁護士が、冤罪被害者の名誉のために権力と闘うサスペンスドラマ。連続通り魔殺人事件の犯人と目された青年が、証拠不十分にもかかわらず警察に確保され、過剰な公務執行によって亡くなった。このことを知った中年弁護士・水木邦夫は引退を撤回し、社会正義のために立ち上がる。被害者の声なき叫びに耳を傾ける水木の奮戦の行方は果たして…？2020年作品。

【ストーリー】
閑静な住宅街を震え上がらせる、連続通り魔殺人事件！3人の女性が立て続けに殺されたが、犯人の手がかりは「自転車に乗って、歌いながら蛇行していたこと」だけ。警視庁はかつてないほどの大捜索網を張るが、成果はなし。焦り始めた捜査員たちの警ら中に、“格好のカモ”が現れる。“自転車に乗って歌いながら”フラフラと“蛇行する”、薬物中毒を彷彿とさせる青年・高尾翔太。捜査責任者は抵抗する彼を独断で暴力的に確保するが、過剰な公務執行で青年は命を落としてしまう。その時、警察組織は、人としてあり得ない、禁断の選択に踏み切った…。そんな中、引退を撤回した中年弁護士・水木邦夫（草刈正雄）が立ち上がる！

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