石野真子主演。靴のデザイナーを夢見る姉と、姉を頼って上京した奔放な弟が、互いに成長していく姿を描く姉弟愛の物語。石野が出演した「およめちゃん」シリーズと同じ石井ふく子がプロデュース。共演は、堤大二郎、山岡久乃、藤堂新二、宮川洋一、伊藤喜久子ほか。1983年作品。

【ストーリー】
靴のデザイナーになることを夢見る野中洋子（石野真子）は、未亡人の叔母・森峰子（山岡久乃）の家に同居しながら、婦人靴店の店員をしていた。盛岡にいる洋子の弟・邦夫（堤大二郎）は、高校を出てから次々と職を変え、洋子に迷惑をかけ通しだった。その邦夫が板前の修業をしたいと、突然洋子のもとへ転がり込んできた。そんなある日、洋子のデザインした靴が製靴工場の上坂（藤堂新二）に認められ、洋子は大喜び。その上、邦夫も上坂の紹介で料理店で働くことに。しかし1ヵ月後、邦夫は修業に辛抱できずに辞めてしまう。

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