南野陽子主演で、男女の愛憎を赤裸々に描く夏樹静子原作のミステリー小説「第三の女」をドラマ化！姉を殺人の標的にされたホテル勤務の女性を南野陽子が、南野の姉役を南條玲子、彼女の殺人を請け負う男役を永島敏行が演じる。物語は史子と名乗る謎の女の正体を巡り、複雑な人間関係、嫉妬や愛憎を描きながら迫力の展開を見せる。その他の共演は、大場久美子、村井国夫、鈴木瑞穂、早坂直家、下川辰平ほか。1989年作品。

【ストーリー】
パリ・フォンテンブローの古城。大湖浩平（永島敏行）は鮫島史子という女と交換殺人を約束した。闇の中、抱き寄せたその女は、ゲランの“夜間飛行”の香りだけ残して大湖の前から姿を消した。大湖が殺すのは、箱根のホテルの娘・永原翠（南條玲子）。史子は大湖が助手を勤める医科大学教授の吉見（鈴木瑞穂）を殺すと約束した。翠も吉見も、二人にとっては人として生きる資格がないと憎むほど、許し難い標的だった…。

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