名取裕子主演「早乙女千春の添乗報告書」シリーズ第6弾。今回の舞台は、温泉町・大分県湯布院。温泉街と壮大な自然を舞台に次々と起こる殺人事件に、千春が持ち前の鋭い推理力で挑む。共演は、このシリーズでおなじみの蟹江敬三をはじめ、榎木孝明、今井雅之、石野真子など本格派の役者が脇を固めた。

【ストーリー】
美人ツアーコンダクター・千春（名取裕子）はドリーム観光部長・須藤（蟹江敬三）から“人柄も見栄えも申し分ない”というお見合い男が、彼女を求めて湯布院デラックスツアーに申し込んできたことを聞く。早速、その見合い相手といわれる男・石沢雅弘（榎木孝明）を見た千春。いつものようにまたまた、一目惚れ。即、ツアー添乗を引き受ける。
ツアー客を先導する千春。何とかお目当ての石沢に接近しようと試みるが、ツアー客・山本（梶原善）がどういうわけか常に付きまとうため、石沢を見失い歯がゆい気持ちになる。そんな風に千春が石沢に夢中になっている裏で事件が起こる。ツアー客のひとり、敏彦（モロ師岡）が行方不明になったと妻・里美（石野真子）から知らされた千春。そしてそれと同じくして敏彦を誘拐したという電話が……。大分県警刑事・大竹（今井雅之）と恭子（山下葉子）とともに捜索したが、その甲斐もなく敏彦の遺体が発見される。
ツアー客が殺され動揺する千春は嫌な予感がしてツアー続行を断念しようとするが、他のツアー客の要望もあり予定通り行うことに。
そして千春の嫌な予感が的中。第2の殺人事件が起こる。殺されたのは、やはりツアー客のOL有馬佳恵（木下優）だった。
なぜ敏彦と佳恵は殺されたのだろうか？2人の間にはツアー客以外に何か関係があるのか？と推理を働かせる千春。しかし愛しのお相手、石沢の怪しげな行動がどうも気になって仕方がない。まさか！あの人が……！？身辺調査を続けているうちに千春は意外な事実を掴んでしまう。

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