小児難病の為に産経新聞が設立した『明美ちゃん基金』25周記念キャンペーン企画として、同紙で掲載された『あした またね！』をドラマ化。小児外科病棟で“二分脊椎症”という難病と闘う少年・透と、それを温かく見守る両親、そして挑戦しながら献身的につくす医療スタッフの姿を描く。

【ストーリー】
難病の“二分脊椎症”と闘っている吉田透（佐藤侑輝）は小学校1年生。初期手術で完治せず、学校にオムツ持参で登校している。両親（蛍雪次朗、友里千賀子）は透の将来に強い不安を感じていた。ある日、アメリカで重度の患者が手術に成功したというニュースが報道される。その中でコメントを寄せていた小児外科教授・高樹（林隆三）のもとへ、両親はすがる思いで訪ねた。高樹は、吉田夫妻と透の熱意に負け、日本では初めての難手術への挑戦を決意する。数日後、手術に不安を持ちながら入院した透に、担当看護婦・出海春美（有森也実）は、自分も心臓病の手術を受けて回復したと告げ元気づけた。徐々に明るさを取り戻していった透は、胆道閉鎖症で何度も入退院をくり返す同い年の少女・寺沢良美（深谷あかり）と仲良しになった。

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